少しずつが積み重なると? ~真綿で首を絞められる!?~
こんにちは! あたたけ です。
なぜだかわかりませんが期初からトラブル続きです。。。。
いや、ホントに『なぜ急に??』というレベルで色んなことが起こります。
『期初ではりきって、仕事が雑になってない?』と、他責のダメ品管的思考になりかねない今日この頃です。
そうは言っても何かしら改善策を考える必要がありますので、いろんな方にお話を聞いて回ってみると、『誰も気づいてなかっただけで、今の業務量が普通ではなく異常になっているのでは?』と目からウロコなご意見をいただきました。
ということで、小売業販売の数値を経産省資料で見てみましょう。
https://www.meti.go.jp/statistics/toppage/report/minikeizai/kako/20240411minikeizai.html
色々とデータをまとめていただいていますが、特に関係しそうなのは『販売額の伸び率への食品への寄与』でしょうか。
ということで抜粋です
2020年はコロナ禍で異様な伸びを示していますが、それ以降も(てゆーかそれ以前から)飲食料品は伸び続けているのがわかります。
仮に『毎年1%の伸び』でも10年続けば10%以上伸びるのですが、コロナ禍以降の4年で10%くらいは伸びてそうですね。
で、経産省資料は販売額の数値ですが、これって販売数量、さらには現場での業務量の伸びと大差がない気がします。
そう考えていくと、『ここ最近の業務量は異常』という意見には納得しかありません。
当然、現場の皆さまの力量(≒業務スピード)向上や業務自体の効率化も同時にあり、全体として処理能力も上がっていたわけですが、今のタイミングでキャパオーバーになった(あるいはキャパギリギリで逸脱が増えた)のかなぁと。
で、この『1年で数パーセントの継続的な業務量の伸び』に、日々の業務を通してあまり実感できてなかったんですよね、あたたけは。
年単位でふり返れば気づいても、1日単位では気づかないレベル、それこそ、『たまには忙しい日もあるよね』が続いていたんだろうなぁと。
まさしく、『真綿で首を締められる』という状況ですね。。。
ついでに言えば、雇われ社員の悪癖かもしれませんが、振り返りを『1年単位』でしても『数年単位』という中長期的視点ではあまりできてなかったのです。
現場の皆さまは気づいていたかもしれませんが、それでも『日々少しずつ』なので、頑張って(努力と根性で)業務をこなしていただいていたんだろうなぁと思います。
で、その頑張りでもどうしようもなくなってきたのかと。。。
あと、『人の成長』って波があるものですからね。
めっちゃ伸びる時期もあれば、停滞(時には低下)する時もありますので。
(てゆーか、時間でみれば停滞期の方が長いでしょうね)
まぁ、人の成長も日単位では実感できないので『継続』が大事なのですが。
『人の成長率よりも、業務の増加率が上回っていて、いつの間にかキャパオーバー』というのが今の状態な気がしています。
ついでに言えば、人口減少で市場規模も労働力も低下していく中、『業績を伸ばし続ける』という、あらゆる企業の存在意義自体にひずみが出ているのかなぁとまで思うことすらあります。
まぁ、そこまで視野を広く・深くとってもどうしようもないですので、真綿で首を絞められている今の状況(組織としての処理能力×仕事量)で、どうやって事故・トラブルを起こさないのかを考えるしかないんですけどね。
中長期的視点は忘れずに。
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ではでは。今回はこの辺りで!
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