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和歌山県は31位。①


和歌山県は地味?


GO TO トラベルを使って和歌山県へ行ってきました。

初めての和歌山県だったのでとてもワクワクはしていたのですが、和歌山県のイメージといえばみかんだけです

和歌山県の出身者にあったことがないことがないことが大きいのだと思います。ですが、それにしても、県のイメージがほとんどない。

桃太郎電鉄でも和歌山県周辺はハテナマスやカード売り場などのサブ駅が多く、全国へ旅たつための準備に使われているという悲しい印象があります。

和歌山県は都道府県別の国内旅行者数が47都道府県中31位だそうです。

確かに周りで和歌山県に行ったことある人は(関西出身以外では)あまり聞きません。


けれど、都道府県別の訪日外国人の訪問数では和歌山県は23位だそうです。外国人は日本人以上に日本を調べてから日本に観光に来てくれます。何せ島国日本にはるばるやってきてくれるわけで、EUのような「ついでに近いし行ってこよう〜」的なノリでやってこれる国ではないからです。これは日本人が思っている以上に和歌山県に魅力があるのでは!?と思うことができるわけです。

そんな期待を抱きながら和歌山県白浜に到着しました。


コンパクトシティ白浜


白浜駅に到着してレンタカーを借り、まずは、街の名スポットとれとれ市場にまずは行きました(移動時間5分)。バスも20分間隔ぐらいで出ていて、10分ほどで行くことができます。


マグロ


マグロの解体ショーが始まっていました。

近畿大学のマグロの養殖が行われている場所で、マグロがとても有名です。

僕たちも解体されたマグロを落札して食べてみました。


うまい


というより、とれとれ市場は天国でした。青森県の八食センターと同じでここに一生住んでいられます。美味しいものしかありません。マグロの他にもタイヤハマチなどのお魚、その他B級グルメも充実しています。





続いて白浜のビーチに向かいました(移動時間5分)。


白浜のビーチは



白浜ビーチ


綺麗すぎ

白すぎ

歩いても全然痛くない


ここは沖縄ですか?

観光地ランキング31位の県とは思えません。


白浜の白い砂はオーストラリアから何十年とかけて輸入しているそうです。

白浜の努力は完全に実を結んでいます


それに加えて治安もとても良かった。親子連れやカップル。ボール遊びしている高校生たち。ボールを間違って他の人に当ててしまっても、爽やかに謝罪をしていました。


こんな素晴らしいビーチが本州にあることを知りませんでした。





夜は海鮮料理屋『㐂楽』に行ってきました(移動時間歩いて5分)。



くえ


人生で初めてクエを食べました。


うまい


これまでクエを食べたことがなかった自分がいるなんて想像できません。


クエを食べたことがない自分にはもう戻ることはできません。




翌日はアドベンチャーワールド(AW)に行ってきました(移動時間5分)。

ここは若干入園料金が高いです(5000円ほど)。

が、AWは遊園地と動物園が併合されています。サファリゾーンがありすぐそばで虎を見ることができたり、園内にはジェットコースターもあります。



そしてAWには何と言ってもみんなのアイドル、❤️パンダ❤️がいます。


パンダちゃん


そしてAWのパンダちゃんたちはとてもアクティブでファンサービスが地下アイドル並です。人がパンダの着ぐるみに入っているのではないかというぐらい愛想を振りまいています。パンダちゃんの数も多く全く並ぶ必要もありません。


AWのパンダちゃんたちはこの概念を大きく変えてくれました。

これまでの僕は「パンダ:クマ=シマウマ:ウマ」ぐらいでした。

けれどそれは大きな間違いでした。


パンダは初めてできた自分の子どもです。


(僕はカバが一番好きな動物です、やっぱりジャルジャルは素晴らしい、)


パンダちゃんは何時間でも見ていられます。

こんなに可愛いパンダちゃんがいるのに観光地ランキング31位なのは根深い問題がありそうです。



和歌山は化けうる



これだけ充実した観光施設が5分以内に隣接している白浜がある和歌山県なのに、どうして観光地ランキングは31位なのでしょうか。


他にも和歌山県には世界遺産熊野古道もあります。


熊野古道


白浜から車で1時間半ほどでくることができます。

少し北に行くと高野山では修行も体験できるサービスも行なっています。

ハイレベルに綺麗な海、荘厳な山がこんなにもに隣接している県はそれほどありません。



・大阪・京都・兵庫などの強敵が周りにいる

・交通の便があまり良くない

・ビーチに行くなら白浜より沖縄というイメージがある


ということが観光地ランキング31位である原因とも考えられるでしょう。


けれどもその他に、和歌山県は「非日常感が味わえるというイメージをうまく伝えられていない」ということも一つ理由としてあるのではないかなと思っています。

観光地に必要なものは「非日常感」だと思っています。

日頃の疲れを癒すという目的や、知らない土地にいったり知らない文化を知りたいという人間の本能的な面から、私たちは非日常感というものを常に求めている生き物です。

和歌山県には沖縄のリゾート地に引けを取らない美しく便利な白浜があるので、東京では、いや、本州では味わえない非日常を体験することができます。

和歌山県には十分に非日常がある魅力溢れる県なのです。


和歌山県は観光地ランキング31位に甘んじていい県ではありません。

もっとできるはずです。

もっと自分たちの良さを外の人たちにもアピールしてください。

和歌山県。



この記事で和歌山の素晴らしい景色、文化、非日常感を少しでもお伝えできたのなら幸いです。


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