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がんと共に生きる67 最初の受診から1年経ちました

1年を機に、時系列で治療の流れを改めて見直していて、1年間のこの治療を乗り越えられるほど、医療の進歩もすごいし、人間の治癒力もすごいのだということを改めて感じています。

20190726:腹痛で外来-外科医診断「便秘&子宮に影」
20190729:婦人科外来子宮検査:異常なし
20190730:腹痛で外来-消化器内科:採血、CT造影剤検査:腸閉塞
20190730-0807:1回目緊急入院-手術(大腸内視鏡:ステント挿入)
20190815セカンドオピニオン外来
20190815-0821:2回目緊急入院-手術(腹腔鏡手術:人工肛門増設術)
20190925-1005:3回目入院-手術(開腹手術:直腸がん切除、子宮全摘、卵巣1個摘出、尿の神経切除)
20191030:抗がん剤治療開始(8クール(3週間に1回採血&点滴、2週間の飲み薬:ゼローダ療法)
20191223:術後3ヶ月検査異常なし
20200330:術後6ヶ月CT造影剤検査
20200406:術後6ヶ月検査異常なし
20200422:抗がん剤終了
20200427:大腸内視鏡検査
20200511:大腸内視鏡検査結果異常なし
20200519-26:4回目入院-手術(開腹手術:人工肛門閉鎖術)
20200526:すべての治療を終えて退院!!!!
20200615:術後経過診察 異常なし!!!
20200925:術後1年 CT造影剤&採血検査予定
20200928:検査結果のための診察予定

もともと体力はあるほうではありますが、1年間で手術4回、入院は36日くらいかな。抗がん剤が半年間。そんな1年でした。

ちょうど、会社の決算が6月末でしたが、売上は前年比とトントンだったので、仕事との両立も「できた」と言えるのではと思っています。コロナ禍&がん治療でトントンってまぁまぁがんばってますよねw今までもっとがんばれよって感じでもありますがw

わたしが目標にしていたのが阪神タイガースの原口選手。今、アフラックのCMに出演されているのでご覧になった方はいらっしゃると思いますが、がんの治療とプロ野球が両立できるのだというのは私の希望でした。走れるのね、動けるのね。年齢は違うものの、本当に希望でした。

わたしの仕事は走ったりはしないのでw、だったらできる!と確信が持てたのです。

実際にわたしはその他に体のメンテナンスとして食のことをアドバイスしてもらったり、自然療法も取り入れたり、あとは気功の先生に施術を受けるなどもしながらでしたが、それでも仕事と家庭と両立できたことは自分の自信にもなっています。

普段からスケジュール管理やリスク管理をしているのもあったので、もちろん急なことでいくつかの仕事には穴を開けてしまったり、代打でお願いすることもありましたが、それでも仕事がまわったのは、いろいろ想定していたからとも言えますし、危機に対して冷静に判断できるメンタリティだったからというのもあります。

もちろんお客様との信頼関係もあり、お客様に救われたことも多々ありますし、まわりでサポートしてくれる友人や仕事を手伝ってくれた元弟子たちの存在も大きかったです。

つまり日常がとても大事。普段の生き方が大事。改めてそう思います。丁寧に毎日を過ごしていることや未来を(ある程度)予測しながら生きることで、有事や危機に瀕しても、乗り越えられるのだと改めて思ったことです。

このリストを見ながら忘れないように日々生きようと思っていますし、これだけのことを乗り越えられる自分の力は信じたいと思います。
これから先、また再発するかもしれないし、コロナに感染することもあるかもしれない。

そのときに、「なんでまたわたしなの?」と思わないで、自分の人生に向き合えるように、心の準備は常にしています。
もしまたわたしに何かがまわってきたら、「わたしでよかった」と受け止められるように。「わたしでよかった」「なぜならば、常に備えているから」と。

2ヶ月後の検診で何もないように祈りつつ。何が起きても受け止められるように祈りつつ。また今日も丁寧に生きたいと思います。




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