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CLUB HUBlicで起きていること

会員制シェアオフィスのCLUB HUBlicを正式OPENして1ヶ月半経ちました。まだ1ヶ月半なのかー!と思えるほど、すでにこの場所でいろいろなことが起きていて、コミュニティマネジメント、コミュニティデザインの面白さを感じています。

OPENする前にリーンキャンバス何枚書いたかなぁーと思いますが、地域課題を解決するためにも、ここで何が起きていればいいのか?をひたすら考え抜きました。

「地域課題を設定し、それに対して、どう解決するのか?」
「この場所があることで幸せになる人は誰なのか?」
「この場所で何が起きていれば、成功と言えるのか?」
「提供する価値に対して、価格はどのくらいが妥当なのか?」

を考えながら、自分自身のコミュニティづくりのKnowhowを集約して運営しております。

よくよく考えると会社員時代から「HUB」と言われていたり、高校時代は「歩く人名辞典」と言われるほど、知り合いが多かったり、人と人との間に立って調整する、ニーズをマッチングすることが好きだったなぁと思い、そのスキルを可視化・言語化することを今、やっております。

会員数が14名。法人会員が1社。現在検討中の方々もいらっしゃるので、来月にはもう少し増えるかなと。積極的に募集するというよりは、少しずつ声かけしながら増やしています。混まない時間帯(土日や夜間、早朝)の会員種別を中心に。

夜の若者勉強会にはすでに15名ほどの方が参加されていて、講座も6月開催分は全て満員御礼。いろいろなコンテンツを利用してもらい、有機的に人と人とがつながり始めています。

コラボレーションも少しずつ始まっていて、実際の仕事につながるケースが出てきました。こんなイベント企画も!

起きてほしいことが起きているのか?
が自分なりのコミュニティの評価の基準で、コミュニティがただの箱でも組織でもなく、生きている組織になっているか、コミュニティ自体が成長していっているか、自走できているか?が指標です。

そして実感として、熱海で働く若者の離職率が止まるのではという期待を今、感じています。来られる若い方が、「熱海にこんなに若い人がいたんだ!」という反応があったり、「もっとこの場に早く出会いたかった」という声をいただいたりしています。

他のシェアスペースやコワーキングスペースとの差別化は何か?というと、地元で働く若い世代の方々のための「場」となっていることと、そのような若い方々を支援したい起業家の方々のコミュニティであるということです。地元と外部からのプレイヤーが融合する場所にこだわっています。どちらにとっても「お互いに関わることに価値を感じる」マッチングでないと、この場は成り立たないのです。

今後はどんな方々が部員として関わってくれているのかなど、ご紹介していくインタビュー記事などもUPしていく予定です。このインタビューも大学でキャリアデザインを学んでいるインターン生を中心に行っていきます。インタビューすることで、部員さんのキャリアを深く聞くことができると思うので、これまた学びですからね^^。

わたしがいなくてもまわるコミュニティづくり。ここにいる部員さん一人一人がコミュニティマネジャーになれるような仕掛けづくり。これがCLUB HUBlicの価値だなと思っています。

そういうことに興味がある方であれば、月にワークスペースを1回しか使わなかったとしても、CLUBの部員になる価値を感じてもらえています(実際に、ほとんど箱として活用していないですが、部員になっている方も半数以上おられます)。

場所ありきではなく、「関わる価値ありき」の設計で、場に来なくても「関われている」実感をどう感じてもらえるか?もこれからの自分自身のテーマでもありますので、がんばっていきたいと思います!


2021.7.3の熱海伊豆山の災害により、コロナ禍であることも含め、熱海で働く若者たちの環境はより悪化していきます。そんな若者の自律支援にいただいたお金は使わせていただきます!いつもサポートありがとうございます!