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関係したい街ってどんな街?

日本全国、世界も含めて、何度でも通いたい場所、何度でも行きたい地域、何度でも会いたい人って、あります(います)よね。関わり続けたいことや関わり続けたい人、それなりの理由があるわけで。

自分にとってそういう場所ってどこで、どんな理由かなと考えてみるわけです。

実家のある千葉県佐倉市ユーカリが丘。ここは10歳-25歳を過ごした街でもあるし、母校や子供の頃遊んだ公園や、同窓会のたびに会える友達、何より親が住んでいるので、定期的に帰りたくて帰る。妹(姪や甥)が住む地域も同様に、よく行くわけで、その近辺の飲食店含めて、行きつけもあったりするから関わりたい場所。

母の実家、親戚が住む福岡市東区も定期的に通う街の1つで、子供の頃から夏休みのたびに行くし、今も出張で福岡に行くことが多いので私にとってはかなり濃い関係の街。

そのほかにも、学び場である岩手県紫波町もかなり頻度高く通う街になっており、仕事というよりは、そこに行けば誰かにあえて、美味しい物が食べられるというだけで通う価値のある街である。学びもあるし。

では自分の街に関わり続けてもらうためには何が必要なのか?

関わりしろ、自分が関わることで何か貢献できたり役に立てたり、居場所があったり、それぞれにとって「いる理由」「行く理由」がある場所でなければ関係人口と観光客は同じになってしまう。

どんな人に関わり続けてほしいのか?によっていろいろなコンテンツが必要ですよね。宿泊施設や旅目的であれば何度でも泊まりたい宿であることや毎回違うコンテンツを見せてくれるとかも必要かもしれないし、むしろいつもと変わらない風景に癒されに来たい人もいるかも知れない。

当社としては「自分らしく働く」人を増やしたい想いや、少しだけ自分よりまわりの人たち、社会のことを考えて行動してくださる人を増やしたいという気持ちがあるので、「自分らしく働く機会」「自由に生きるためのスキルや知識」に触れる場や地域課題・社会問題に触れる機会をつくりたい。

よってCLUB HUBlicのような「働く」「学ぶ」に出会える場や、circulationlifeのような複業に出会える場や、地域課題・社会課題に触れられる場として視察研修の受け入れや今までやってきたATAMI2030会議のような場を提供したい。

熱海のためになんとかしてください!ということではなく、関わる人たちの人生や日常が豊かになるために何が提供できるのか?が基本かなと思っています。

その上で、日本中に一緒に社会課題に向き合う人が増えていけば自ずと全体が良くなるよなぁと。時間がかかるかも知れないけれど、私がつくりたい関係人口ってそういうことかなと。

面白い機会は都会にだってたくさんあるし、面白い人もたくさんいる。私もたまに東京に行ってそういう刺激に触れたい。そこと勝負するのではない地域の面白さってちゃんと見せないと知られていないからな。

関係人口を全国で取り合うのもnonsense。移住促進とあまり変わらない。うちはいいところですよーという根拠を示し誰にとっていいところなのかを発信しないと届かないですよね。

そんなことを考えて、日々いろいろ工夫中です。まだまだ私も何かできているとは言えないけれど、関わりたいと思ってくださる方に価値を返し続けたいと思います^^。

2021.7.3の熱海伊豆山の災害により、コロナ禍であることも含め、熱海で働く若者たちの環境はより悪化していきます。そんな若者の自律支援にいただいたお金は使わせていただきます!いつもサポートありがとうございます!