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熱海の崖に家を建てる 暑い季節はレイヤリングで乗り切る。

だんだん暑くなってきました。通勤でも汗ばむのに、森で竹を伐るなんて、もーいや、と思われるでしょう。
いえいえ、我が国日本の技術を使えば、結構快適に過ごせるのです。
今日は暑さに負けないで体を動かす秘密をみなさんにご紹介いたします。

熱海の崖に家を建てようと思います。
名付けて、熱海Case Study House。
自腹でケーススタディしながらか
今そこにある技術・アイデアを実装した
現代のCase Study Houseを目指します。
熱海Case Study House

Before/After

竹林、手がはいるとまあまあな空間になります。

両脇の竹はもうちょい減らす予定です。
最低限のレベルには到達したかな。

こちら、これから着手する放置竹林。

枯れ竹、かかり竹、密度高すぎの放置竹林

放置竹林エリア、整備しなければと思いつつ、目にするたびに気が遠くなります。。

暑い時期の作業、快適でないとやる気がでない感じ、わかっていただけたでしょうか。

レイヤリング、よさそう。

森の中の作業は繁閑があります。のこぎりを動かしたり、竹を運んでいる時は太ももまで汗をかくけれど、ダンナが竹を伐っているのをぼーっとみている時間や、水分補給をしている時は止まっています。天気が悪いと一瞬で体が冷えてきます。雨が降る日もあるしね。

空調服を購入して「涼しい!」を体感したものの

かいた汗をそのまま冷やすとちょっと寒いということもあり、どうしたものかと思っていた時。

例の背負子を購入しにモンベルさんに伺ったのでした。

めったに購入されないからでしょうか、背負子のセッティングに店員さんは結構苦戦され、待ち時間が長かったのです。

待ち時間、ただ待つのではもったいないので、店内をふらふら。
お気に入りのJET BOILシリーズを見つけて、調理用を増やすと山での食事が充実しそうだな、とか。ホムセンターにはない"軽い椅子"を見つけて、最初から登山用を探せば持ち物が軽くなるよね、とか。

モンベルさん、欲しいものだらけ。物欲は尽きません。

そうこうするうちに、「レイヤリングシステム」というコーナーを発見。

  • ウエアの構成を「アウターレイヤー」「ミドルレイヤー」「ベースレイヤー」の3層の重ね着とするシステム

  • 天候や運動量に応じて脱ぎ着することで衣服内気候を快適に保ち、ウエアの性能を最大限に発揮させることができる

おお!素晴らしい。こうすれば寒くなく、暑くなくいられそうです。

  • アウターレイヤー:雨・風・雪などから体を守る。
    悪天候時のレインウエアや雪山のアウターレイヤーとして開発されているアルパインウエア。刻々と代わる過酷な環境に対応するため、優れた素材を使った機能的なウエアが求められます。

  • ミドルレイヤー:保温性を確保しながらウエア内をドライに保つ。
    行動中に着用する「行動着」、休憩中や気温の低いときに羽織る「保温着」があります。主に保温性の確保が目的となりますが、気象条件や発汗・運動量などに応じ、汗をスムーズに透過させる通気性や速乾性も大切なポイントになります。

  • ベースレイヤー:汗を素早く吸水拡散し汗冷えを防ぐ。
    素早く汗を吸水拡散して肌をドライに保つことと、保温性の確保が主な目的です。気象条件、発汗量や運動量などに応じて選択します。

モンベルさんのHPからの引用なので、詳しくはこちらをみてくださいね。

「レイヤリングシステム」、よさそうです。

この日は背負子のお値段が結構はりましたので、一緒にアパレルを購入する気にはならず、とりあえず情報だけインプットして帰宅したのでした。

山作業用レイヤリングを目指す

自宅に戻ってからも「レイヤリングシステム」が気になります。モンベルさんにコンセプトを教えていただきましたが、山登りではなく、山作業なので、商品ラインナップがちょっと違う。価格も考慮しながら、オリジナルなレイヤリングを考えることにしました。

ミドルレイヤーはお得な涼しい長そで

ミドルレイヤーは、長袖のTシャツとします。森の中の作業って、いろいろぶつかって怪我をしがち。蒸し暑いからといって半そでを着るわけにはいきません。
モンベルさんのミドルレイヤーは襟付きシャツ(5000円以上)のようなのです。山登りじゃないので、もうちょっと作業着っぽくてよい。

最初、ユニクロさんのエアリズム長袖Tシャツ(1500円)を購入したのですが、正直、あれ?と思うほど涼しくない(個人の印象です)。

そこで、もっと土木系の方がお召しになるアパレルにしようと、ワークマンさんで放熱冷感(580円)を購入しました。

・・安い。半額以下。そして着用時の体感が涼しい。色が作業着っぽいのがどうかと思いましたが、いいのです作業着なので。ワークマンさんすごいです。

しかもワークマンは朝7時から開いています。
値段も営業時間もすごい!

ベースレイヤーは機能性重視

登山系でレイヤリングというキーワードをみつけたのだから、アンダーウエアくらいは機能性重視の本物にしようと、こちらを購入しました。

いかにも機能性が高そうな開発コンセプトです。期待が高まります。

山で汗に濡れたウエアが冷えて
寒い思いをしたスタッフの経験から開発
https://www.finetrack.com/drylayer/

初回の使用は、蒸し暑い小雨降る土曜日でした。小雨が降っていてももう5月。ほどほど蒸し暑く、汗はかきます。一方で、小雨が降っているから少し立ち止まると冷えがきます。

ファイントラックを着用していたからか、サラッとしていて嫌なべたつきは全くありませんでした。ちょっとすごいかもしれません。山用に購入したのですが、夏の普段使いでも登場しそうです。

そして鉄板、空調服

ミドルレイヤー、ベースレイヤーができたところに、以前ご紹介した空調服ベストを付け、山作業用スペシャル・レイヤリングの完成。

ガーデニングとか、玄関まわりの掃除とか、おしゃれにこだわらなくてもよい場所での夏の作業、やりたいけど暑くて気分が乗らないことありますよね。空気を入れるとブワっとなってちょっとカッコ悪いですが、真面目に着用をお勧めします。日本の発明です。袖のないベスト型でも充分涼しいです。

ブワっと。

私の空調服は、アイリスオーヤマさんのもの。

ビニールみたいな安っぽい素材でできていて、竹用のこぎりの歯がちょっと当たっただけで破れてしまいました。でもね、内側からダクトテープを貼れば大丈夫。ファンなどの組み立ても簡単です。

ギミック。日本的ですね。

問題は、これは洗うものなのだろうか、ということ。ビニールっぽいので汚れは拭きとれます。正直に白状すると、今まで汗だくになりながら2回着ましたが洗っていません。たぶんこれからも洗わないような気がします。アンダーウエアで汗は止まる、はず…。臭かったりするのかなあ・・。

春夏の間、残りの課題は、雨天用のアウターレイヤーをどうするかです。まあ、レジャーでやっているから、アウターレイヤーが必要な本格的な雨の日は作業しない、という割り切りで十分かもしれません。

まとめ

山作業用スペシャル・レイヤリング、完成しました。
実装初日は大変快適だったのですが、これからまだまだ気温があがります。何月までいけるかわかりませんが、快適だなと思える間はこのレイヤリングシステムで作業を続けていきたいと思います。

菜園での収穫作業、ぶどうの摘果、伸びてくる草むしり、そして夏の通勤。山作業用レイヤリングでみつけた商品は、日常生活にも役立ちそうです。何かやると、次につながるというのは本当ですね。

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