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やらなきゃソンソン!atama plusでハッカソンを開催しました!

こんにちは!atama plus のエンジニアの末廣です。

今年の4/28(金)に、社内ハッカソン「lumberjack day」を開催しました。

ハッカソンを楽しむエンジニア

2022年の12月に小規模開催として始まり、今回は2度目の開催となりました。

今回のハッカソンでは、総勢30名のエンジニアが互いにアイデアを出し合い、テーマに沿った開発を行いました。
異なるチームに所属するメンバーとの交流や、普段気になっていたけど手をつけられていなかった改善を行うなど、非常に価値のある会にできたと思います。

本記事では、社内ハッカソン「lumberjack day」についての当日の様子などを紹介させていただきます。

開催経緯

atama plus のエンジニアチームでは以前より「atama++(アタマプラスプラス)」と呼ばれる制度を運用しており、普段のスクラム開発の中では取り組みにくい技術的活動をこの枠の中でできるようにしていました。(Google の「20% ルール」に近しい制度です)

しかし、スクラムチームという枠組みでは思うように制度を運用できない時期がつづいていました。
また、エンジニアチームの拡大に伴って、「他チームで取り組む内容についての理解が減っている」、「チームを跨いだ交流の機会も作りづらい」などの意見が上がってきていました。

そこで、

  1. 普段時間を割きづらい活動にコミットすることで、普段のもやもやを解消し、技術的負債の解消やプロダクトの品質向上等に貢献する

  2. 他チームで取り組んでいる課題に対して、チーム横断で取り組む機会を設けることで、他チームの課題に対する解像度を上げる

この2つの課題を解決しつつ、チームメンバーが楽しく手を動かせる場を用意できないか?と考えた結果、社内ハッカソンを開催する運びとなりました。


開発テーマ

ハッカソンのテーマは、エンジニアチーム内でホットな課題を取り上げることが多いです。

今回のハッカソンで掲げた開発テーマは以下の2つです。

① パフォーマンス改善
普段私たちが開発しているatama+のアプリケーションに関わる、通信量や、スロークエリの改善、単体テストの実行時間など、多岐にわたるパフォーマンスの削減を行うテーマです。

  

② ChatGPT を活用した機能
ChatGPT を使用し、プロダクトの改善や、新規の機能を開発してみるテーマです。

 

この2つのテーマについて、ハッカソン参加予定のチームメンバーに取り組んでみたい事柄を出し合い、その案に興味のあるメンバーでチームを組んでもらいました。

組成されたチーム数は合計12となり、チームによってはSRE、プロダクト開発、開発基盤改善のメンバーで編成されているなど、職種横断型のチームが多く生まれました!

当日の様子

当日は、下記のようなタイムスケジュールで進めることにしました。

13:00〜13:30 全体の流れの説明、各テーマの説明(審査員より)
13:30〜17:30 各チームにて作業
17:30〜18:00 成果発表LT会+表彰式
18:30〜     懇親会

 

当日の様子を写真に納めたので、少しご紹介します。

作業中は各チームごとに別の机を陣取ってもらい、議論や開発を行っていただきました。お菓子をつまみつつ、朗らかな雰囲気で開発が進んでいました!

お菓子とジュースを囲みながら大画面で開発するチーム
対面で相談しながら開発するチーム

成果発表会はZoom で中継され、エンジニアチームのメンバー以外にも公開する形で実施しました。

懇親会をしながら、審査員からの講評を聞くみんなの様子

成果発表会を経て、各テーマについて最優秀とされたチームには表彰を行いました。

ハッカソンを終えて

今回、ハッカソン開催後に取ったアンケートでは、次回もぜひ参加したい。開催してほしい。という意見を多くいただき、無事次回のハッカソンの開催が決定しました。

成果物発表会では、エンジニアメンバーだけでなく、UXチーム、ビジネスチームからもコメントをいただき、役割の垣根を越えて興味を持ってもらえるような会にすることができました。

また、成果物として実装されたもののうち、いくつかは実際にプロダクトチームにてチケット化され、実装に至ったことは、非常に良い動きだと感じています。

このように、ハッカソンでの取り組みに閉じず、実際にプロダクトの改善につながるものを実装まで至らせる動きができていることも、ハッカソンの目的である「技術的負債の解消やプロダクトの品質向上等に貢献する。」を達成できたのではないかと考えています。
加えて、今回組成された12のチームの中で、職種を横断したメンバーで構成されたチームができたこともエンジニア同士の交流の場を作れたと思います。

次回もより良い会にしたいと考えています!