見出し画像

旅行しても、頭痛のせいで何もかもが楽しめない。

2023/4/23
片頭痛 70%
緊張型片頭痛 80%

これまでの経験上、旅行中は片頭痛がマシするか悪化するかで思い出の質が変化する。
楽しかったときは頭痛がない旅行で、記憶に残らない旅行は頭痛でひたすら唸っていた日だ。

片頭痛の症状が酷くなってからは一人旅が増えた。
自分のタイミングで行動できるし、少し頭痛が出たらホテルでゆっくりと休めばいい。
海が近くにある場所では海岸線でボーッとしているし、街並みを散歩したりする。
自分の身体にあわせて思ったように行動する。

ここ数年は一人旅の醍醐味を味わい尽くしていた。

そして、一人旅をやりすぎて新鮮味も無くなってきてしまい、「あぁコロナも落ち着いたし気心の知れた友達とも行きたいわ……」という気持ちが湧いてきた。

⭐︎

しかしながら、みんなで行動をする分だけ、私の頭にはじわりじわりと頭痛が込み上げてくる。

たとえば、三叉神経が弱くて車酔いから頭痛が起こったり、山道で高低差があると気圧の変化で頭痛が発症したり。

みんなでいると自分のペースだけにあわせて行動もできないので、ちょっと無理して動いたり。

理解のある友達だとフラッとひとり離れてホテルに戻って休憩することもあるのだが、それはそれでとてもさみしい。

温泉に入っても酷い時には動悸が激しくなったり通常と違う身体の反応が返ってきてしまいゆっくりと浸かることさえできない。

頭痛のせいで行動を制限せざるを得ないのがなんとも悲しい身体になってしまったものだ。

⭐︎

旅館では頭痛のことなど気にせずたらふく酒を飲みらながら語り合いたいものだ。

温泉にもゆっくり入りたい。 

みんなと温泉街をゆっくりお散歩したい。

頭痛のことを気にせずただただ笑い合って過ごしたい。 


純粋に、楽しい旅行がしたい。


いつの日になるかわからないけれど、旅行ぐらいは楽しめるほどの頭痛量で、体力も力尽きない程度につけて、旅行を全力で楽しむ。

以前まで旅行を楽しめていたのに、それすらできなくなってしまった現状を憂うが、それでも。歩みを止めずに戦い続ければいつか辿り着ける。

頭痛のせいで失ってしまった喜びと楽しさと笑いを取り戻す。それが最近の私の夢です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?