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卒業研究配属決定した人に伝えたい6つのこと

こんにちは.Ataktsです.

大学3年生の皆さん,卒業研究配属先は決定しましたか?2年生の時点ですでに決まっていた方は,卒業研究をどう進めていくか決まりましたか?

これから一年間,大学4年生では就職活動または大学院受験をしながら卒業研究を進めていかなければならない,結構忙しいスケジュールになるかと思います.

そこで今回は,「卒業研究配属決定した人に伝えたい6つのこと」と題して,卒業研究をいかに乗り切るかを自分なりに考えていることを書いていきます.

「自分は就職するから(外部大学院に進学するから)卒業研究なんか適当にやっていればいいでしょ.」という方,ちょっとお待ちください.そう言っていた友人は「このままだと卒業研究の単位あげられないよ」と教授に言われ,卒業研究発表会1日前に,涙を流しながら研究室にこもっていました.楽に卒業したいのであれば,寧ろ是非ご覧ください.

(1)テーマを早めに決めておく

研究室が決まったら,指導教員に大体自分がやりたいこと,または何に興味を持っているかを伝え,研究テーマのアドバイスをもらった方がそれからの研究をうまく進めやすいです.その時に注意するのが,「なるべくコロナ鍋でもできる研究にする」ということです.この記事を書いている2021年1月では今後の見通しがついていません.そのため,パソコンでできる研究活動,もしくは最低限大学内でできる実験などをお勧めいたします.友人はコロナ前に決まっていた海外での調査が中止になり,結局もともと研究室にある資料をもとに室内実験をしています.

(2)読んでおくべき論文(または参考書)を早めに教えてもらう

テーマがおおよそ決まれば,少なくともその分野に関する論文(または参考書)で簡単なものを教えてもらうとそこからがスムーズです.一体自分がどのような分野に携わるのかが大体把握できれば,目標が立てやすくなります.

(3)まずは手を動かす(実験・調査をすぐに始める)

研究を始める前にいくつか論文や参考書を読んだら,そこで立ち止まらずに少しでもいいので実験を始めることをお勧めします.もちろん,春は就活や大学院入学試験対策などに多くの時間を割くべきだと思います.しかし,秋まで実験を先延ばしにすると実験(または調査)のやり方・コツを教えてもらう人が居なくなる可能性があるのです.というのも,実験を基本的にサポートしてくれる修士1年生の先輩は夏までは少し余裕がありますが,秋になると学会,論文,就活と非常に多忙になります.余裕があるのであれば,実験を秋に先送りするのではなく,夏までに装置等を触っておくと卒業研究が捗ります.

(4)やったことを少しずつ整理をしていく

卒業研究やった結果として最終的に書かなければならないのは卒業論文です.また,卒業研究発表会もやらなければなりません.それを完成させないと卒業することができなくなるのです.締め切り1週間前に「イントロダクション」や「手法」から作り始めると,

死にます.

自分の身を守るために,少しずつ整理していきましょう.せめて「結果」と「議論」以外は一週間前でも仕上げられているくらいだと心に余裕が持てます.

(5)考えていることはどんな些細なことでもメモをとる

研究を進めていくと,ちょっとしたアイデアを思いつくことがあります.それは自分の卒業研究を掘り下げるのに重要なのですが,人間はほんの些細なことで忘れてしまうものです.私は,実験の初期状態をどのように変化させるかを思いついた後,晩ご飯を食べたことでそれを忘れてしまったことがあり,結果的に思い出すまで一週間かかりました.できる限りノートなどでメモをとっておくと,後々便利です.

(6)指導教員とマメにコンタクトをとる

指導教員は基本的に忙しいです.何か質問したくても時間帯的に結局会えなかった,ということもあると思います.ですが,どうしてもわからないことや疑問点は早めに指導教員に聞いておいた方が,後々やり直しなどをせずに済みます.今は,教員も学生も大学に頻繁に行けない状態なので,メールで質問して,できる限り必要のない時間を省くと良いでしょう.

最後に

研究はやればやるほど忙しくなる(終わりがない)ため,年末まで研究室に来ない,ギリギリまでデータを取らない学生が,どの大学でも毎年学科に何人かいるようです.ですが,それは逆に最後の最後でかなりしんどい思いをしなければならないような状況に陥ってしまいます.卒業研究は重要なデータでなくても問題なく,結局打席に立つことが求められるものなので,1年間でコツコツやると良いのではないでしょうか.

ご覧いただきありがとうございました.





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