金欠→タイムマネジメント→行動変容1日目


今日はすごく情けない話です

マネーリテラシーが低い私


お金が底をついたら
お金が貴重になものとなった


昔から両親が借金もなく共働きで頑張って働いてくれたおかげで、私は子どもとしてはお金に苦労したことのない幸せな家庭で育ちました(金持ちではない、普通である)
自分自身も就職してからは夜勤手当とはいえ平均よりも2〜3万上の稼ぎがあったためかお金に対する貴重さを感じず、いつもそれなりに使いたいように使える状態でここまで過ごしてきてしまった

要はマネーリテラシーが低く金遣いが荒いまま、歳を重ねてしまいました


しかし人間、一度はお金をどん底まで無くしてから、その価値を知るものですね…考え方が変わるよ…

底をつかなくても想像で危険を察知して行動を変えられる人はそれでいい、優秀だ
ただし私のように痛い思いをしないとできない人は、是非お金のどん底感を味わうことをおすすめする

私のお片付けの師匠であるうりさんも「“お金がなければいけない“というお金への執着に関する手放しをしていない人は、お金は入ってきませんよ」みたいなことも言っていたので、今は辛い時だけど順調なロードの途中だと思うことにしている…(いつでも入ってきていいですよ、お金さま!)



お金がない
お金は貴重であった

そうした今、私の思いとしてはお金を何に使って行きたいか?私はどうなりたい、どう生きたいか?を、明確にして使っていかなければならないという気持ちが強くなった

貴重なこの資源を、何かを叶えたり手に入れさせてくれるこの資源を、どう扱っていこうか…

時間に関して



同時にお金を使う場面、いわゆる時間にも同様のことを思うようになった
(お金の前置きが長くなりましたが今日は時間の話です)

何に対して時間を使いたい?この時間は私にとってどんな影響をもたらしてくれる?

時間も資源である
私の大切な時間を、無駄に使いたくない

時間は大切な私と、大切な私の家族を中心に、使っていきたい


そう考えると、過ごした時間の振り返りやタイムマネジメントというものが苦手だったのに、急にこれらを考えることに対してやる気が出てきた


バーチカルでタイムマネジメント


今後、どう過ごしたい?
今入っている用事と、それ以外の時間を、どう使ったら私の幸福度は高そう?

ちょっと計画してみたくなった
何度も挫折してきた、久しぶりの手帳でのタイムマネジメント!



まずはウィークリー手帳の右側、罫線だけが引かれたページに縦線を引く

次に上から2行ずつ、5時から22時まで数字を記入してみる

即席バーチカルの完成



ここにひとまず、平日5日分の決まっている予定を記入して、空いている日にちにやりたいことを書いたり、決まっていないものはそのまま空白にしておくなどをした



そして、なるべく家族がいる時間は、家族を優先したいため

①子供が起きてから学校へ行くまでの時間と、息子の帰宅時間に合わせてそれ以降を家族の時間

②子どもたちが出てから帰宅するまでの、間の時間を自分の時間

として、①②の区切りにカラーペンで線を引いてみた

すると、日中の自分の自由時間は4.5〜5.5時間しかないと認識することができた
それまではなんとなくこれまで働いてきた勤務時間に合わせて9〜17時+αだと思っていたので8〜10時間あると思っていた

またカラーペンでその割合を可視化することができた
1日の中で家族時間に比べて、自由時間は半分しかなかった

「4.5〜5.5時間しかなかったのだ」

そう思った瞬間、だけどまとまって自分に集中できる時間はこれくらいでちょうどいいなとすぐに思えた


時間はたくさんあっても、使い方がわからないと上手く使いきれない

時間はやりたいことを明確にして、メリハリつけて、ある分だけを集中して満喫したらいい


これは仕事を辞めて、自由時間が増えた今、散々味わっていることでもあり、お金だけでなく時間の使い方も下手くそな自分に現在進行形で落胆しているところでもあった

(はっきりした診断はありませんが、私は昔から顕著に不注意で衝動的な、計画性とは縁の遠いADHD気質があり、行き当たりばったりの勢いで行動をしている節があります)

あぁ結局私はこれまで、マネジメントするほどのしたいことが明確になく、ダラダラ過ごしてきてしまったんだなと改めて思った


バーチカルに記入してイメージしてみる


基本的に予定・仕事・友人との電話はこの4.5〜5.5時間の中で行い、息子が帰ってきたら家族向けの時間にひとまずしていこうと思う


人に関わるイレギュラーな予定(仕事やプライベートな連絡)が入りそうな場合は、まずは相手によって変更の有無を検討しよう

私の家族時間を削ってでも対応したいと思える人かどうか、を考えたい

※ここで「相手の状況によって…」とか「今の自分の家族の状況を見て平気そうであれば…」などとしてしまうと、元他人軸な私はすぐに自分の垣根(ルール)を外してしまうので、初期設定は厳しめでいこうと思う

今の人生のテーマは自分と家族、そこをブレないように…


この指標で試しに今日一日を過ごしてみたら、夕飯作り、夕飯開始、皿洗い、宿題チェック、お風呂など、なんと家事の開始時間が全て1時間ずつ前倒しに行うことができた


不思議なものだ

自由時間は減った気がするのに、メリハリつけて「ここまで!」と決めて一つ一つを集中して取り組んだおかげか「私のことをやりたい!」という気が済んで、次に行うべき家事行動へと移行することができたのだと思う

おかげで今日は子どもたちが「お腹すいた」と言い出す前に、夕飯をテーブルに出すことができた

最近では娘が「こんにちは、“おなか すい太“です」と架空の空腹坊やをでっち上げてはキッチンから魚肉ソーセージを食らっていくのが日常となっていたので、早めの家事行動のおかげでおなか すい太くんにも会わずに済んだ

とはいえ、すごく枠を開けたつもりでも、1時間ほどしか前倒しにできない

これが行動変容を始めて1日目のリアルなんだろう
まぁ大したもんである

意識したこと


自分でも注意したのは、自分の自由時間に家事をやらないこと、である

なんせ私の時間は少なくて貴重なので、家事なんてしていられない

日中は日も明るく、洗濯のゴールデンタイムであり、ついつい目をかけたくなるけれどもやめた
5日分のスケジュールを考えている時も、うっかり昼前に夕飯の仕込みの予定などを組み入れたくなるけれど、やめた

これら家事というのは、私の中で家族のために行う行為であり、家族時間の範囲内に入るためである


反対に家族時間は家族からの応答にすぐに対応することを第一とした

そうすると隙間時間でやっている友人とのLINEやnoteは中断せざるを得ないが、そういうルールなので仕方ない

どうしても書きたいものに関しては、一緒に過ごす家族に断りを入れた
ちょっとこれだけ書かせてね、ごめんね、と

そうすると自然と、スマホを見る時間も減っていた気がする


そう考えると、この後に順当に考えていくであろうことは「自由時間に誰と連絡を取りたいか?」「誰と会いたいか?」も、今後は重要となっていきそう…

過度なやり取り・DMなどが減りそう
そんなのするくらいなら、好きな人に好きなメッセージを存分に送りたい
業務的なものは速やかに返して終えたい

なんならメッセージとかしないで自分のこともっとしたくなるかもしれない

そう思えてきた


グラデーションな時間


例外もある、それは朝の掃除時間

というのも、私は掃除機をかけるのが好き

朝に掃除をした後は部屋だけでなく気分もスッキリするため、以前は数日置きであったがほぼ毎日やるものへとルーティーン化してきてきた

やるかやらないかでその後の私の行動のコンディションにも関わるため、これは一概にも家族のための家事ではないなと思ってい

家事だけど、私のための行動でもある

掃除機をかける時間は、自由時間でも家族時間でもない、グラデーションのような時間として捉えることにしてみた


まとめ



お金と時間は切っても切れない
お金をなくしたことで今回は時間の貴重さ、マネジメントについて考えることができた

お金はなくしても増やすところから考えないと使えないが
時間は毎日平等に誰にでも訪れるので、すぐに考えて実行することができる

おかげで思い立った今日、行動変容できる第一日目を迎えることができた


今後この仕組みを続けられるのかはまだわからないけれど、今の人生のテーマである自分と家族を軸にして、考えたり柔軟に変更していきたいな

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?