マガジンのカバー画像

すぐ読める!【超短編】メンタルヘルス【マガジン】

37
1000文字以内!短時間で読めるメンタルヘルスの知識。 超短編集をまとめました。お気軽にどうぞ!
運営しているクリエイター

#トラウマ

自分を信じられない。どうしてみんな自分を信じられるの?【超短編】

『自分を信じる事ができない』とは『達成した事がない』という事です。 正確に言うなら、成功体験がないという事ではありません。 子供の頃から「達成感以上のハイレベルな成果」を求められてきたのです。 「ミスが許されない環境」=「達成が安心」となっているのが原因。 達成した事を評価されず、ミスを指摘され続けて自信喪失しているのです。 全ての原因は幼少期です。 幼少期はメンタルが形作られている期間。 この期間に親や恩師のような近しい大人の言葉がトラウマになっています。

『人間関係リセット』しちゃうんです。その正体とは?【超短編】

新しい環境になると人間関係をリセットしたくなる衝動があります。 場合によっては、仕事の経歴すらも消したくなる人もいます。 『リセット症候群』とも呼ばれますね。 こういった人は「自己否定の感覚が強い」のです。 つまり、「自分の素」を出す事に対して否定的なのです。 こういった人は無理をして頑張ってる状態と言えます。 そもそも「手を抜く事」「休む事」のどちらにも罪悪感があります。 なので、無理やり頑張ってしまいます。 例え、心が乱れても見た目にも態度にも出さないのは

「自分の心の声」を聴く事がメンタルには大切【超短編】

アナタは日々「心の声」を聴いて生きていますか? 是非、自分の心に語り掛けてほしいのです。 この言葉が、合言葉となるので覚えておいてください。 答えてくれたなら『心の願い』を叶えてあげましょう。 すると、アナタの心はどんどん素直になってくれます。 残念ながら、アナタの心の声は簡単には聞こえません。 何故なら「アナタの心を守る為、本音を隠してくれていた」のです。 つまり、口が堅い分だけ『我慢して今まで生きてきた証拠』なのです。 その分だけ話しかけ方を工夫するのも大

心が強くなりたいです。簡単な方法があるって本当ですか?【超短編】

簡単な方法の1つとして『模倣する』という方法があります。 「この人のようになりたい」と思えるモデルを用意して『模倣する』。 これは強くなる以外にも、メリットがあります。 これらが具体的になる事です。 この方法にはコツがあります。 『できる限り多くの人数を出す事』です。 選び出した人物やキャラクターにはアナタだけの法則が存在します。 身近な人、有名人、漫画やアニメ、映画やドラマのキャラでも問題なし。 つまり、より自分にフィットする価値観を見つける事が出来ます。

私のメンタルが弱いのは何故ですか?理由があるんですか?【超短編】

『ネガティブへの観察力』が高すぎるのが原因の可能性があります。 自身のネガティブな側面、感情、欠点などを見つけようとしている状態。 そして、『欠点を改善すること』が自分や他人の為になると信じている。 つまり、アナタは第一に真面目。そして、優しく、頑張り屋です。 メンタルが弱い人に共通しているのは感受性が高い事です。 相手の感情や情報を良い悪い関係なく、感じ取って受け入れてしまう。 「他人を優先して自分の考えや感情、欲求を後回しにする状態」です。 これを『他人軸』

「しなければならない」「こうあるべきだ」に縛られる人のトラウマ【超短編】

『こうあるべきだ』と考えること自体は問題なし。 問題は『臨機応変に対応できずに縛られる事』にあります。 さらに「状況Aでは臨機応変、状況Bでは固執している」。 この原因こそ、アナタの心の中の『トラウマ』が原因でもあります。 「こうあるべきだ」は、『価値観から起こり得る執着』です。 もちろん健全な執着だって存在します。 では、健全でない『執着』の場合はどうなるのか? このような問題が発生し、生きづらさの根っこになるのです。 では、何故トラウマと言えるのか? 思

いつも中途半端。やめ癖、逃げ癖がある自分が嫌いです【超短編】

これは「悪癖」で簡単に片付けられない重大なトラウマが原因です。 原因は2つの『無意識の思考のクセ』です。 『最高の成果を早く出さないとダメ』という無意識の思考。 『きっと自分なんかじゃできない』という無意識の思考。 この無意識の思考こそ、逃げ癖、やめ癖の根っこの部分になるのです。 実は、こういった人には、幼少期の過ごし方に共通点があります。 この環境は「完璧な結果」が出ないと怒られるような環境です。 それは怒られるとは「身の危険」です。 同時に「大人の関心を得

他人から言われた事を気にしすぎる。改善できますか?【超短編】

ネガティブな意見を強く受け止めるのは、人間に備わったクセです。 アナタの悪癖ではけしてありませんので安心してください。 また、ネガティブな意見とは『ネガティブな感情が含まれた感想』です。 ならば、感想の部分を要約して『相手の感情を排する』を意識しましょう。 相手の言葉を聞き終えた後、「つまり…○○という事ですか?」と続ける。 このようになれる事を目指しましょう。 なぜ、我々は感情を排するべきなのか? それは人間はどうしても主観で喋るからです。 主観とは、相手の

すごく緊張しやすい。改善できるの?【超短編】

緊張しやすい人の共通点は、単純で『呼吸が浅い』ことです。 なので、意識的に深呼吸をしましょう。 大事なのは『呼吸を吐き出す方』です。 日頃から、寝る前などに練習すると良いですよ。 何故、このような簡単な方法を行うのか? それは「緊張状態では状況をネガティブに捉える本能」がある為です。 「胸がドキドキする」など身体反応と言います。 身体反応には実は何の感情もありません。 身体反応を状況や環境で、ネガティブかポジティブに繋げます。 その為、緊張は『身体反応をネガ

あなたの心には、子供の頃の傷ついたあなたがいる【超短編】

あなたは「どうしてもこれは…」と思う苦手な人はいますか? 例えば、気の強い異性。頑固なお年寄り。弱気な人。明るい人。 こうした苦手な人はどうしてもいるものです。 その苦手な理由には、幼少期や思春期における人とのトラウマなんです。 人は辛い記憶を、大小関係なく『実害』と考えてしまいます。 そして、『実害は全て保存する』のです。 これは辛い記憶を保存する事で、危険に備える本能です。 ですが、出来事を瞬間的に回想することは非効率です。 なので、「似た出来事の時、その