相手に訴えかける熱意と行動力
マーケティングゼミに所属する中で、3か月間の企業課題がつい今週終わった。(企業課題とは、企業の方から課題を頂いて、その課題に対してチームで取り組み、最後にプレゼンをして優勝班を決めて頂く活動のこと)
今回の課題を行う中で、【想いを大切にした戦略】と【相手に自分の考えを訴えかける意欲】の2つを特に重要視して取り組んできた。
3か月間、私がどう頑張ってきたのかを伝えていきたいと思う。
今回の課題 【ラーマ(マーガリン)の今後のブランド戦略を考える】
Jオイルミルズという企業にこういった課題を頂いた。しかし、調べていく中で、マーガリンを購入する際に銘柄にこだわりがなく、「値段が安ければなんでもいい」と考えているひとが多いという問題があった。
「どうしたらラーマを選んでもらえるんだろう」
ラーマのパッケージは他のマーガリンと比べて、カラフルでかわいらしいといった要素があり、モチーフの絵が印象的。でも「どうして太陽やハート、芽といったモチーフのイラストを起用しているのだろう??意味合いがあるのかもしれない」
(↑課題発表で実際に用いたスライド)
そんな好奇心から一つ一つの意味合いを考察した結果、ラーマは「想いが強いパッケージ展開」であり、【子供の成長と親の頑張りに寄り添い、応援するブランド】として方向づけることに繋がった。
とことん想いに寄り添う
「子供を持つ主婦(主婦)の想い」について、実際に子供をもつ主婦の方に定性調査を実施したところ、「家事で疲れているときには子供の存在によって頑張る活力になる」という声があった。
そのことから、私達は自分の子供が描いた親の似顔絵が、「刺繍ブローチ」となって当たるというキャンペーンを戦略として掲げた。
毎日使うエプロンやスーパーの買い物の際のエコバック等につけて頂き、子供の存在を感じながら家事のもうひと頑張りにつなげてほしい・・・
そんな想いを込めてこの案を生み出した。
120%相手に伝えたい!!
課題発表はオンラインで、どうしたら企業の方に自分達の考えた「想い」が伝わるのかをひたすら考えた。
「そうだ!刺繍ブローチの試作品を自分でつくっちゃおう!!」
実際に試作品を作ることで、発表の際に相手もイメージしやすく、こちらの熱意も伝わるのではないかと考えた。
(↑実際に制作した刺繍ブローチ)
1個2時間×5個で、製作時間は10時間もかかってしまった(汗)しかし、自分達の考えが形になる楽しさを感じながら、作業する時間は全然苦ではなく、「自分の考えや想いをどうすれば相手に伝わるのか」という意識を常に持ちながら行動することができた。
(自分の中ではすごくかわいいブローチができた…!!)
企業の方からの評価
発表後のフィードバックでは、実際に試作品を製作したことで、「想いが伝わって心が動いた」「ラーマに競合ブランドと差別化できる道を示してくれてありがとう」と高評価を頂き、さらに優勝することが出来た…!
自分達のアイデアや、行動してきたことを通して、想いや熱意を伝えきることができたのがすごくうれしく、達成感を覚えた。
長くなってしまったが、こうした経験を活かして、今後就職活動をして働いていく中でも、【相手に自分の想いや考えを伝える意欲】を大切にしながらどんどんアウトプットできる行動力を高めていきたいと思う。
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