交際費の判定・損金不算入額試算アプリとイラスト解説
今回は「交際費の勘定区分判定・損金不算入額試算アプリ」を取り上げます。交際関連の費用の領収書と仕訳は、たいていの中小法人において、最も頻出であり、最も仕訳数が多い傾向がありながら、毎度、勘定科目の分類や資料の処理が案外難しい・めんどくさいと感じられているのではないかと思います。
法人税申告書・別表15の損金算入・不算入を意識して、たいていの場合、顧問税理士が、交際費勘定の補助科目の設定を予め細分化していることもあるかと思います。選択肢が多くなりますので、仕訳の難易度が上がりますが、スムーズな決算・税務調査対策のためには、細分化もやむを得ないことかと思います。
社長が、接待飲食の領収書を毎月ヤマほど持ってくるケースは決して珍しくありませんが、さらに、得意先・仕入れ先からの参加者氏名のメモ書きを失念して、そのまま無言でデスクに置いていくことも多いかと思います。社長への改めてのヒアリングや領収書の保存等、手間暇も結構かかります。
社長から、都度、800万円を超えていないか聞かれることも多いかと思います。適時に答えるためには、普段から交際費に関しても正しい仕訳が切れていることが大切です。最悪、仮払金にして顧問税理士の先生に任せるのも手ですが、経理の皆様が、適切な勘定・補助科目をしっかり判定し、適切な処理をすることできることが、経営計画上も重要になってきます。
資本金1億円以下の中小法人を対象とした交際費の損金不算入額を試算するアプリです。交際関連の費用の仕訳の度に悩む経理の方のために創りました。
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