貧民なのにデパコスを選ぶ理由
プチプラコスメはすごい。
数年前くらいから100均コスメも流行りだしたけれども、何がどうなってその値段におさまってるのか甚だ不思議である。
また、韓国コスメ、中国コスメなどのアジアコスメも充実しており、プラザやアットコスメストアへ出かけてみても、溢れかえるコスメの量に目が回りそうである。
更には、人気アイドルや人気ユーチューバープロデュースコスメも次から次へと世に生み出される。
プチプラの王者セザンヌのアイブロウマスカラには衝撃を受けた。
多くのブランドのアイブロウマスカラが800円~なのに対し、こちらはワンコインとあとちょっと出せば手に入ってしまう。
その代わりと言ってはなんだけれど、容器に無駄なデザイン性はない。
全てのコスメは、作った人のこだわりが詰まっている。
もちろん、肌にのせるものなので、どうしても肌に合わない場合もあるけれど、魅力のないものなんて存在しないんじゃないか。
そんな魅力的で優秀なプチプラコスメが溢れるこの世界で、私のコスメボックスにはデパコスも多く並んでいる。
友人からのプレゼント、自分へのご褒美、リピアイテム、色々あるけれど、はっきり包み隠さず言ってしまえば、ある程度の値段のするものは、自分を満たしてくれる何かを持っているということだ。
少しいいレストランや、予約を躊躇うような高級ホテルは、その辺のスーパーやファミレスとは違う体験をくれるのと同じように、デパコスは私に癒しのひと時をくれる。
仕事が終われば稽古三昧な毎日、家は寝に帰るだけのような生活で、自分をわかりやすく甘やかしているような感覚をくれるのは、プチプラコスメではなくデパコスだった。
プチプラコスメに衝撃を受け、デパコスに甘やかされる毎日。
丁寧な暮らしって感じやな、知らんけど。
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