抜毛症について(きっかけ編)

読んでくださりありがとうございます♪

しばらく書いていた「精神科への通院について」の記事が前回で一旦終わったので、ここからは私がずっと抱えてきた自傷行為についてお話ししたいと思います。
私は主に抜毛・リストカット・ODを繰り返してきました。
↑のうち何かしら1つの行為はやめられない状態でした。
そんな私も少しずつ落ち着き、現在はリストカットとODは完全にやめました。
抜毛はまだ完全には辞めれてないですが、1日10本以内と酷かった時に比べたらだいぶ落ち着きました。
このnoteを通じて、当時を振り返ることができれば…、そして少しでも誰かの役に立てれば幸いです。

今回は1番長い間やめれなかった「抜毛症」について書いていきます。
一気に書くと長くなってしまうので、何回かに分けて書いていきたいと思います。

まず、「抜毛症」とは↓

抜毛症は,自身の毛髪を抜くことを繰り返し,それにより毛髪が喪失することにより特徴づけられる。 抜毛症の患者は,美容以外の理由で毛髪を繰り返し引っ張ったり,引き抜いたりする。 最も多いのは頭皮,眉,および/または眼瞼からの抜毛であるが,あらゆる部位の体毛が対象となる
↑精神障害_MSD manualsより引用

そんな抜毛が始まったのは、今から13年前の中学1年生の時でした。
6月にある友人と喧嘩しました(仮にAとします)。
当時Aとは部活(水泳部)が一緒でしたが、私はAを含んだ部活内のメンバーにハブられていました。
ハブられた理由は、5月に当時Aと部活中に遊んでいた時に、その場のノリで「死ね」と言ってしまいました。
悪気はなかったのですが、嫌な思いをしたAはそれを部活内のメンバーに言いました。
そしてその翌日からハブられるようになりました。
(もちろん自分が悪いのは反省してるし、翌日にAにも謝罪をして仲直りはしました)
私だけをおいていく、プール内で私以外のメンバーでかたまって私の方を見ながらヒソヒソ悪口を言われる、まじめに隣のコースで泳いでるだけなのにそれも睨まれる、明らかに悪口を言ってるよなと思って振り返れば「なに💢?」と逆ギレをされる、嫌な雑用を私に押し付けるというような状態でした。
ただ、自分が撒いた種なのは分かっていたし、いくらAとは仲直りしたとはいえ、一度言った言葉は取り消せないし、このような仕打ちを受ける形になり、ものすごく「死ね」と言ってしまったことを後悔したし反省しました。
Aだけは普通に接してくれましたが、それでも他のメンバーと一緒になって私のことをハブいてることや悪口を言ってることを許せませんでした。

このような状態がずっと続きましたが、自分がいけないので誰かに相談することもできず、仕方ないと思ってずっと耐えてましたが、1ヶ月ぐらい続いた矢先に限界がきました。
6月のとある日の日曜日の部活の時に、この状態に限界を感じたこと、また部活のメンバーと私の悪口を言ってるAを許せなくなってしまい、翌日の月曜日に学校で会った時にAに冷たい態度を取ってしまいました。
無視とかはしませんでしたが、必要なことだけを話して、いつも一緒に行動してる他のメンバーのところにAをおいて行ってしまいました。
部活でハブられていて辛かったのをAに八つ当たりしてしまったんだと思います。
突然Aは何が起こったのか分からず、(当時手紙交換が流行っていた)手紙で何が起きてるのか、どういうことなのかということを聞いてきたので、正直に部活内でハブられていたのが嫌だったこと、他のメンバーと一緒になって私の方を見てヒソヒソ悪口を言っていたのに頭にきていたことを正直に書きました。
そうしたら、翌日にはクラス内でも孤立しました。
Aが手紙の内容をクラスの子達に言いふらしたからです。
もちろん一方的に八つ当たりしてしまったのは私もいけなかったと思うし、もともと部活でハブられる原因をつくったのも自分がいけなかったのも分かってはいた。
でも、一緒になって部活のメンバーと私のことをハブにしたり、悪口を言ってたAもどうなの?
もちろん自分だけの意思でやったわけじゃないとは思うけど、それでも私は嫌な思いをしていたし、友達なのに裏切られたような気分だったのに…と思いました。
もちろん部活内のメンバーにも言いふらされ、余計に部活でハブられました。
でも部活は行かなきゃいけない。
学校にも行きたくないけど行かなきゃいけない。
誰にもこんな相談できない(だって自分が悪いのは分かってるから)。
休み時間ももちろん1人だったし、異動教室とかも1人でした。
いつも一緒にいたメンバーはみんなAの味方につき、Aと一緒に私のことを睨んだり、私に聞こえるように悪口を言ったり、私のことをあからさまに避けたりされました。
私が他の子とヒソヒソ話してれば(Aにいつもされていたので仕返しのつもりでやったのもある)逆ギレされ、意味分からないと思ってました。
1人一緒にいてくれた子もいましたが、最終的には裏切られ、Aの味方につき、私の悪口をA達と一緒に言う始末でした。

そんな状態の時に、髪の毛を1本抜きました。(何してる時だったか忘れたけど)
途中で髪の毛が切れることなく、毛根屑(白い部分)も一緒に綺麗に抜けたことになんとも言えない達成感と、抜けた時になんとも言えない頭皮の快感を感じてしまい、そこからは髪の毛を抜くのが止まらなくなりました。
ずっと後悔しました。
なぜあの時1本髪の毛を抜いたんだろう…と。
あの時髪の毛を抜かなかったら、きっとこの抜毛に10年以上もの年月、苦しめられることはなかったと今でも思っています。

こんな感じで私の抜毛は始まりました。
長くなったので、続きはまた次回以降の記事に書きたいと思います。
髪の毛を抜き始めたのも全部自業自得じゃんwwwとか思うならそれでいいです。
心の中で思うのはその人の勝手だと思っているので。
自分が悪かった部分はもちろん反省した上で書いているのでそこだけでもわかってもらえたら幸いです。

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