3Dプリンターと環境保全（プラスチック製品の違い）

2022年8月11日 15:34

3Dプリンタ歴5年目のあすみ悠です(=ﾟωﾟ)ﾉ

私が３Dプリンターと出逢ったのは2018年のことでした。

SDGsに対する向き合い方 with 3Dプリンター
https://note.com/info/n/ncea05cb9448d

趣味として３DCADを勉強し、いろんなものを作ってきましたが、
今回は３Dプリンターのフィラメント「タフPLA」と環境保全との関係性について簡単に解説しようと思います(^^♪

メダカ飼育の飼育ケースはポリプロピレン

ポリプロピレン（PP樹脂）とは、
炭素と水素からなる重合体（ポリマー）で、汎用樹脂の一種です。

熱可塑性樹脂で、成型方法は
射出成形・押出成形・ブロー成形・真空成形などと豊富で、
大量生産に最適です。

ポリエチレン(PE)とは、
エチレンが重合した構造を持つ高分子です。

容器や包装用フィルムをはじめ、様々な用途に利用されています。

一般的にプラスチック製品とは、石油から生まれた合成樹脂を指します。

プラスチック製買物袋有料化実施ガイドライン（経済産業省・環境省）
guideline.pdf (meti.go.jp)

2020年7月からレジ袋有料化が始まりました。
背景には環境問題があります。

これについての賛否はありますが、この記事では割愛します。

とりあえずプラスチック製品（石油由来プラスチック製品）が
環境問題につながっていると、経済産業省と環境省は言っています。

では、３Dプリンターの樹脂はなんなのか？

私の使用するXYZプリンターの樹脂はタフPLAと呼ばれる樹脂です。
ポリエステルに分類されるプラスチック製品です。

この「PLA」とはポリ乳酸の略称です。
バイオプラスチック、生分解性プラスチックの一種で、
農作物を含む植物を原料として生産されています。

植物由来のプラスチックは海洋プラスチック問題や
地球温暖化問題など環境問題解決に期待が向けられています。

しかし、まだバイオマスプラスチック製品は発展途上です。

コストの問題、生産効率の問題
トウモロコシやサトウキビなどを主に主原料とするため
食力問題も抱えています。

３Dプリンターが世に普及し始めて、まだ10年ほどしか経過していません。
そのため、飼育動物と３Dプリンターのバイオマスプラスチック製品の
相性については、まだまだわからないことだらけなのが現状です。

しかし、1匹でも海洋プラスチック問題で救える命があるのであれば
バイオマスプラスチック製品と飼育動物の相性を検証することは
大切なことだと私は思います。

まだまだ勉強不足な部分もあるかもしれませんが
長い目線で取り組みたい検証内容です(^^♪

SDGsへの向き合い方

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