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二人で生きる技術

いつか恋愛感情は冷めてしまうから、一緒に人生を歩むためには恋愛に代わるものが必要になる。それが二人で生きる技術。パートナーシップは技術で成り立っている。

とにかくパートナーシップを深めるにはどうしたらよいのか?恋愛テクニックでもなく、その場しのぎの対応策じゃなく、キラキラ系女子のサクセスストーリーじゃなく、なんか真実を教えてくれる本に出会いたかった。

タイトルにひかれて買った本は、男性同士のパートナーシップについての本だった。

あれ?間違えてしまったな。
と思いながらもはじめから興味深々でどんどん読み進めてしまった。


私がこの本にのタイトルでもある『二人で生きる技術』に惹かれたのは、私自身パートナーシップ、2人で生きていくことって、独身時代とは全く違うシステムに換えなきゃいけないんだなと思っていたからです。

恋愛では最高にハッピーなことは結婚生活となると、ハッピーなことではなくなるんですもの。恋愛と結婚生活が全く違うものだと結婚して知り、どうすればいいのか2年ほど悩み。現在進行形で幸せな結婚生活を求めているし深めています。

例えば、私の夫は付き合っていたころ『食事をおごる』ことはしませんでした。「払って」と言われたことはないけど、「ごちそうするよ」と言われたことがないので、半分くらいの代金をいつも払ってました。のちに私は、『私はごちそうされることで愛情を感じるんだ!』と叫び、要求し、ごちそうしてもらうパターンができました。

彼が人に簡単におごったりしないのは、結婚してから、素晴らしい価値観だなと思いました。私たちの大切な家庭のお金をむやみに人に使わないということです。(逆に私は見栄っ張りなので、人にごちそうしたり、交際費やプレゼント代に費用がかさむことが多いです。)


私は仕事で上司やお客さんに気を使いまくり、友達と遊ぶ予定がいっぱいで、結婚したばかりのころは、人間関係で疲れ、そのグチを毎日のように夫に聞いてもらっていました。そのころの2人の会話は、私がする他人の話ばかり。

二人の思い出やこれからについてとか、お互いの家族を思いやるような話とか、新婚さんのふわふわって感じじゃなくて、いつも私のイガイガした感情を鎮めるために酒を飲んでくれる相棒みたいなそんな感じでした。

なんか違うな?なんか違うな・・・???結婚生活ってこんなんでいいのだろうか???疑問が浮かんでも職場の先輩たちは

・そんなもんよ~
・あなたはいい方よ~私なんてね~
・とりあえず旦那に自分の稼ぎは言わないのが正解よ
・新婚はいいわね、悩みがあって

などなど誰も答えは知らないようだったし、結婚生活について深く考えてる人はいないんだと思いました。

独身時代、私の休みの日の過ごし方は一人でお笑いのテレビを見ながらお菓子を食べることでした。休みはそれで充電をして、1週間仕事を頑張ります。友達と遊んで家に帰ってからもそれをやります。

結婚してからその時間が取れなくて、家事がドンドンたまるし本当にストレスでした。さらに大体二人で外食をするので、食費がすごいことになってるし、収入は悪くないと思いながら、残ってる感じもしなくて、家計崩壊していたと思います。
さらにお金の話が私はできなかった。お金を自分に使ってもらうことで愛情を感じる私としては、私の為にお金を使ってもらいたい!二人のお金を二人の未来のために残したい!この2つの意見があるし、そもそも、自分の使うお金に制限が入るのが本当に嫌だった。
休みの日にテレビ&お菓子でダラダラができないのに、お金の自由も奪われたら、窮屈過ぎて苦しい!!!!!と思っていたのです

そうです。二人で生きるのには、二人で生きる技術が必要なのです。

その1つ目は二人で生きるって決めることだと思いました。職場の先輩でもなく親でも親友でもなく、夫婦二人で自分たちのルールを作ったり、お互いの感じていることを話すことでした。

その後、収入についてオープンにしてスマホや保険に見直しをしたり、疲れることはやめようと思ったら、仕事を辞めて、友達と遊ぶことが減りました。

幸せな結婚生活って、派手じゃなくて、自分が大切にしたいものが何かがわかって、それを大切にできていることなのかなと思います。まだまだなところばかりですが、ずいぶん幸せです!


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