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【300人に聞いた】HSPに向いている仕事・向いていない仕事

今回は【300人に聞いた】HSPに向いている仕事・向いていない仕事をご紹介していきます。

※noteはYouTubeの原稿として作成していますのでよろしければ本編は動画でお楽しみくださいませ。

私は精神科で働きながら、ココナラというアプリでお悩み相談を行っています。ココナラではこれまでに約300名のお悩みを聞いてきました。

前提として、今回は私がこれまでお悩み相談の仕事を行ってきた中で、「この仕事の人よく相談に来るな」というお仕事と、逆に、YouTubeのコメントの中で、「HSPですが、この仕事は天職だと思いました!」というお仕事をご紹介したいと思います。

なのでサムネには分かりやすく「向いている仕事」「向いていない仕事」と書いたのですが、少し語弊があるかもしれません。分かりやすくするために「向いていない仕事」と表現をしていますが、ここで向いていない仕事に上がっているからと言って、あなたに向いていないわけではありませんので、予めご了承ください。

私自身、HSS型のHSPという性格の特徴を持っています。「会社員」として病院勤めで作業療法士をしている時は、人間関係でもトラブルを抱えやすかったり、変に正義感が強くて真面目なので自分が苦しくなってきて、自分はこの先、どんな仕事をしても社会でやっていけないんじゃないかな。
転職しても、今より給料下がるのは嫌だし、かと言ってスキルもないし・・・。「会社」というか、社会に馴染めないのは私の性格がおかしいんだろうなと思っていました。

でも働き方について考えたり、「仕事」の意味について自分で考えるようになってきたことで、すごく楽になりました。
今の仕事だけが社会の全てではない。会社員という働き方は、働き方の一部にしか過ぎないと知ったことで楽になりました。

この投稿を見ることで、仕事について悩んでいる人の、人生の選択肢を増やすことができたら幸いです。


HSPに向いていない仕事

事務員

1位が事務員でした。「事務員」というと幅広いですが、色んな業種の事務の方が相談にいらっしゃいますね。
コロナ前はオフィス内での人間関係で悩んでいる人が多かったのですが、コロナ後は、リモートになってから人に相談しにくくなった。サポート体制が手薄になったので、何をしたら良いか分からないけど、他の職員ともそこまで話せないので相談できない。というお悩みも増えてきました。

また、「毎日同じ作業なので、自分にスキルが付いている感覚がない」「ずっと働き続けられるか不安」といったお悩みもいただきます。

HSPさん、想像力が豊かだから先のことまで考えてしまって不安になるんでしょうね。

コールセンター

共感能力が高いので、クレーム対応は本当にきつそうです。よくお悩み相談でいただくのですが、「怒鳴り声を聞いていると心臓がバクバクしてくる」と。そりゃそうだろうなと思います。

自分は自分、他人は他人と、境界がハッキリしている人であれば良いのですが、HSPさんはこの境界が薄いので他人の心臓のバクバクが伝線してきますよね。

そしてクレーム対応していると、会社のミスなのに、自分がダメ人間かのように思えてくるんですよね。

専業主婦

家庭を守るという大事なお仕事ですし、専業主婦が求められる家事のレベルってものすごく高いので個人的には尊敬しているのですが、専業主婦の方々は社会から断絶されているという気分になって落ち込む人が多いようです。
その上パートナーがモラハラ気質の人だと、どんどん自己肯定感が下がっていきますね。
外では人と関わることがなくて、一緒にいる時間が一番長いパートナーから「お前は仕事ができない」「何をやらせてもダメだ」なんて呪いの言葉を浴びせられたら、自分でも「そうなのかな」と思ってしまいますよね。

調理師

これ以外だったんですよ。調理師はきついですよというコメントはYouTubeでもよくいただきます。五感の繊細さを活かして、調理の腕は磨けるんですが、その調理を教えてくれる師匠?先輩たちに曲者が多いみたいで、きついと感じる人が多いようです。
特に日本料理は、昔ながらの体育会系だからきついという意見が4名いらっしゃいましたね。

自分自身が美味しい料理を作ることはできるので、これも「会社員としての」調理師はきつい。って感じがしますよね。フリーになるとまた意味合いが違ってくるのかなと思っています。

教員

教員も多いですね。HSPさん、自己肯定感が低い人が多いですし、人の目を気にされる方も多いので、生徒からどう見られているか、他の教員からどう見られているか、保護者からどう見られているかが気になって、しんどいと感じる人が多いみたいです。

HSPに向いている仕事

フリーランス


フリーランスと個人事業主の人はよく「会社員時代よりも楽になりました」とコメントをくださりますね。
フリーランスといっても沢山職種がありますが、
ネイリスト、エステティシャン、整体師、動画編集者、グラフィックデザイナー、食事の宅配サービスなど、クリエイティブ系で、尚且つ一人でも働くことができるお仕事の方が多いですね。


スポーツインストラクター・ヨガインストラクター

コメントをくださった方以外にも、スポーツインストラクターやヨガインストラクターが楽しいというお話をよく伺います。

こういうお話を聞いていると自分もやりたくなってきますよね(←HSS型の特徴)


バーテンダー

うん。こういうの聞いているとバーテンダーになりたくなってきますよね(←方向性が分からなくなっているくのいち笑)



工場勤務

HSS型のHSPの人だと、毎日同じ作業は飽き飽きしてしまうので、このコメントをくださった方々は内向型かなと思います。

内向型の人たちは、不特定多数の人に会うと気疲れをするので、毎日同じ人たちと同じ環境で、というのが落ち着くみたいです。

「自分のペースで作業できるので良いですよ」というコメントをいただきました。


農業

自分だけのペース、または、家族のペースで働くことができるので楽しいという意見がよく聞かれます。

植物の微妙な変化にも気づくことができます。これも察する能力が高いからでしょうか。

また、くのいちが個人的に思っているのは、最高のメンタルケアの一つとして「グリーンエクササイズ」というものがあるのですが、自然の中で5分間運動をするだけで、気持ちが前向きになり気分が上がり、自尊心の低下が改善するという研究があります。

農業をしている人、毎日グリーンエクササイズをされていますよね。
もはやグリーンエクササイズが仕事ですよね。こういった理由で、農作業をしている人はメンタルが安定しているんだろうなと考えています。

余談ですがくのいちも、メンタルのために家庭菜園から始めてみようかなと思っています。


まとめ

今回はHSPさんに向いている仕事・向いていない仕事をご紹介してきました。

【HSPに向いていない仕事】
事務員
コールセンター
専業主婦
調理師
教員


【HSPに向いている仕事】
フリーランス
スポーツインストラクター・ヨガインストラクター
バーテンダー
工場勤務
農業


今日ご紹介したのはあくまでも一例です。「仕事」と言っても何万種類とある中での、ほんの数個ずつご紹介しただけですので、自分の仕事が話題に上がらなかったからと言って怒らないでください。

繰り返しになりますが、ここで向いていない仕事に上がっているからと言って、あなたに向いていないわけではありません。

あなたが今の仕事を好きだと感じているのであれば、それが天職だと思います。

今日ご紹介した仕事以外にも、この仕事きついよね、この仕事は楽しいよねというものが沢山あると思いますので、ぜひコメント欄で教えてください(^-^)


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