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なぜ、今、世界旅行か #3

トビタテ!留学JAPANというのをご存知でしょうか?

文科省が旗を振って始めた官民協働の留学促進プロジェクト
日本から海外へ留学する高校生、大学生を増やすことを目的として立ち上がったプロジェクト
官民協働の名のとおり、国費いわゆる税金だけではなく、企業からの寄附や最近では個人からの寄附をベースにして高校生、大学生の留学を支援しています

主には奨学金という形でお金の支援になりますが、その中でも「日本代表プログラム」と呼ばれるものの最大のポイントは

グローバル人材の育成

なので、ただお金をあげて「ハイ、終わり!」ではなく、留学前後の研修や留学中・帰国後のミッション、帰国後のコミュニティ形成などにも力を入れています

さて、表題に対して前置きが長くなりましたが、サボり気味の以下のシリーズでもご存知の通り、私もこのプロジェクトに関わっていました

ちょうどプロジェクトチームが立ち上がった最初の2年間、民間企業からの出向者としてこのプロジェクトに携わっていました
このプロジェクト、スキームと同じく組織も官民協働だったので、当時、民間企業に勤めていた私も出向者としてJOINしていました

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何してたの?

と、よく聞かれるのですが、いわゆる立ち上がったベンチャー企業に近い状態だったので結構何でもやってました(笑)
主には寄附を決めてくれた企業の窓口として、寄附以降の協働を検討したり、その後の意見をもらい前にすすめる委員会なるものの設計をしたり、事前事後研修の企画運営管理をしたり、帰国後のコミュニティ検討をしたり、内部の採用したり、チームビルディングしたり…

ムチャクチャ過ぎたけど、楽しかったなぁ…


と、またまた前置き部分が長くなりましたが、そこから

なぜ、世界旅行につながるのか?

当時、プロジェクトメンバーのほとんどが留学経験がある中で、私は留学経験がありませんでした
海外旅行ですら、無難にアジア近辺か英語が話せる友達としか行ったことがなく、いわゆる海外でサバイバルみたいな体験もしたことない

でも、遡ると中学生の頃から留学に憧れはありました
正確には、海外に対する憧れが…

そんな中、私が着任している間で約2,000人の高校生・大学生の留学を支援してきました
彼らは留学を目的としているのではなく、何かの目的を果たすための留学に飛び立って行きます

私もいつかは「留学」

と、思っていましたが、

はたして、何がしたいのか?何が学びたいのか?それは何のため?

という、疑問が常に自分自身につきまといました

勉強することは嫌いじゃない、だけど何を学ぶのか?それを学んで、何がしたいのか?

その答えはずっと出ないまま、ただ一時的な海外旅行ではなく、長期間海外には行きたいという気持ちは募るばかり…

そんなときに知った

サバティカル

という休み方

主には退学の先生などが、長期間、直接的には自身の研究から一度離れて、頭も気持ちもリセットすることで、さらに自身の研究を探求することを目的とした休暇のことを呼ぶらしい

そうか!サバティカルだ

サバティカル休暇は休暇自体が目的でそこに研究の要素を持ち込む必要はない

私はそういう時間を取りたい

だって、きっと放っておいても私は勝手に自分のテーマを見て、聞いて、感じ取ってくるから

多くの留学する学生たちをみて、そして帰ってきてからも悩みながら進む学生たちをみて
私も見てみたい、聞いてみたい、感じてみたい

そう思って、今、旅をすることを決めました




え?いや、トビタテ!留学JAPANって何?

もっと知りたい!って思われた方

このプロジェクトの本当の始まりの仕掛けから携わっているプロジェクトディレクターの船橋がこの度、本を出しましたので是非チェックしてみてください
時には喧嘩もしましたが、それだけお互いオモイを持って、何よりも安心してぶつかり合えるそんなプロジェクトディレクターです
この本の売上は世界を夢見る若者の留学資金となりますので、是非!


読んで少しでもあなたの世界を豊かにできたならそれだけで幸せです❤