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おかげさまで9周年〜毎日が笑顔のアスリート〜

①近況


おかげさまで2024年8月8日に私の鍼灸院は9周年をむかえました。
支えてくださったみなさまに心から御礼申し上げます。

ハゴロモ鍼灸院はただいま休診中です。

2024年5月に第2子を出産しまして、育休中です。
赤ちゃんにおっぱいを飲ませたり、オシメを替えたりしていると1日が終わってしまいます。
時間がいつの間にか過ぎていくから不思議です。
さらに今は夏休み中なので、元気いっぱいの小学2年生の長女の相手もしています。
このブログ、今年は書けないんじゃないか…と思ったけど「来年の自分へのメッセージだから、短くてもいいから書こう!」と重い腰をあげました。
子供を寝かせた後などのすき間の時間に書いています。
今できる範囲で精一杯書くので、よかったらお付き合いください。

今年のブログを書くにあたって去年のブログを読み「子育てのことばっかりじゃん、私」と、客観的に思ったけど「今の方がさらにオカン度増してる…!」ということに気づいて愕然としました。
まったく予想外の妊娠で、こんな状況でブログを書いているとは1年前には想像もしていませんでした。

鍼灸院の方はというと、長野市安茂里の店舗は完全に閉めて物件もお返ししてしまいました。
自宅の小川村の店舗は、様子をみながら少しずつ再開しようと思っています。
通ってくださっていたみなさまには、大変なご迷惑をおかけして申し訳ありません。
小川村での再開の目処がたちましたら、SNSやラインの一斉送信にてお知らせします。
遠くなってしまう方もたくさんいらっしゃるかと思いますが、もしよろしければ遠足気分で来ていただけると嬉しいです。

ただいまそんな状況です。
ここからはこの頃考えていることなどを書いていきます。

②変わったのは何?

8年前に長女が生まれたとき、世界のすべてが変わったように思えました。
例えるなら、地上で生活していたのがある日を境に水中で暮らすことになった、くらいの変化。
生活の中心が子供になり、自分を後回しにしすぎて心身ともに調子を崩した期間もありました。

2人目が生まれてどうかというと、もちろん変わった部分もあるけどそこまでの変化は感じてないです。
長女に「赤ちゃん生まれたけど、どう?」と聞くと「フツー」と返ってきました。
そう。普通、なのです。
子供がいる生活にはもう慣れていたからなのか、次女がきわめて穏やかな子だからなのか、今までの延長という感じ。
ただ鍼灸をしていた時間が育児に変わっただけ。
たまに閉じてしまった安茂里の店舗のことを思い出すと寂しくなるけど、何度思い返してもこの状況なら同じ選択をしただろうから、納得して今に集中することにしています。

ある朝、いつものように赤ちゃんの大量の洗濯物を干していたとき、ふとBeatlesの『across the universe』を聞きたくなって聞いてみました。
すると歌詞で「Nothing's gonna change my world(何も私の世界を変えない)」と繰り返し歌う声が耳につきました。

そっか。
刻々と目の前の状況は変わっていくけど、私自身というのは変わらないんだ。
今できるベストをつくして、味わっていくしかないんだな。
と、なんだか腑に落ちて、「Nothing's gonna change my world」の言葉は私のお守りになりました。

徹底的に受け身で今ある状況を味わう。
そうやって人生の「流れ」の中で揺れながらも、変わらない軸みたいなのを大事に持っておこうと思いました。

③約束

育児も家事も一生懸命やるけど、これだけは守ろう!という自分との約束があります。

・鏡で自分の顔を毎日みる
・楽しめる範囲でおしゃれをする
・生理的欲求(食べる・寝る・排泄)は極力がまんしない

1人目の育児が始まって数年間は、このすべてが守れていなかったです。
自分を整える余裕がなくツヤを欠いた粗野な見た目になっていたし、トイレを後まわしにした結果、膀胱炎をこじらせてひどい目にあいました。
見た目も体調もガタガタな自分が嫌で、いつの間にか鏡を見なくなっていました。
外に出て人と会うことにも消極的になり、家に引きこもり、まだしゃべらない幼児だった長女と家で2人きりで過ごす時間が1日のほとんどをしめました。
長野に移住後まもない当時は、知り合いも近くにほぼおらず、はけ口のない煮詰まった思いはイライラとして夫にぶつける、という完全な悪循環にはまっていました。

この時期が本当につらかったから、同じことをくり返したくなくて、自分との約束を決めました。
自分を見て、整えて、かわいがってあげることは自信につながり、「ちょっとお出かけしようかな♪」という気持ちがわいてきます。
このウキウキする気持ちを大事にしていきたいです。
容姿の美醜に頓着するのではなくて、大事に整えられた美しさを目指しています。

そして不満をためないように、「できる範囲でぼちぼちやろうね」と自分に言い聞かせています。
おかげさまで今回の次女の育児には、すっかりお姉さんに成長した頼もしい長女と、子育ての大変さを理解している夫のサポートがあり、今のところ楽しくやっています。
これから大変になっていくこともあると思うので、無理せず周りの人に助けてもらいながらやっていきます。

④母はアスリート

今はほぼ主婦業をしているわけですが、主婦っていうのは、最愛の人(自分・家族)を支える職業ですよね。
尊い仕事だなぁ、としみじみ思います。
さらに母親っていうのは、笑顔で子供のそばにいて成長に必要な手助けをする大事な役割。
単純でありながら、この母親業を遂行するのは至難の業だったりする。
自分の心身のバランスを崩したら「笑顔でただいる」ことができなくなるから。

私は体力がすごくあるタイプではないから、どのラインまでやれるか、自分への負荷(仕事量)をものすごく注意してはかるようになりました。
限界をこえたらご機嫌ナナメになったり、体調が悪くなることを経験で知ったので…。
大事な人を笑顔で支えたいから、できる限りのことをしたい。
大会前のアスリートみたいに、自分自身を整えたい!と思うようになりました。
朝ごはんを作りながらラジオ体操をしたり、夜寝る前にセルフケアの鍼灸をしたり、その日の調子にあわせていろいろやってみています。
自分のなかで毎日金メダルがとれるように。

常に元気でいること。
美しくあること。

これが今のテーマです。
自分にやっているセルフケアをいつかみなさんに伝授できたらいいなぁ、と思っています。
セルフケアサロン・ハゴロモ、近い将来スタートするかもしれません。
自分をケアしようと試みることが、自分を知ることになり、自分を好きになる一歩にもなる。
セルフケアはとてもよきものです。

⑤おわりに

今はお休み中ですが、またお仕事を再開できる日を楽しみにしています。
せっかく立ち止まる機会をもらったから、この先どんなかたちで出会うみなさんの人生を幸せにするサポートしていくか、よくよく考えてみます。再開後はきっと今までとはひと味違っていると思います。
ぜひ会いにいらしてください。

最後まで読んでくださってありがとうございます。
来年はいよいよ10周年!!お楽しみに。

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