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「冷え」は万病のもと

「冷え」って何?

養生の基本は「冷やさない」ことです。

「冷やさない」ための生活の工夫についてお伝えすることが、
このブログの目的の1つです。

が、まず、「冷え」とは何かを共有したいとおもいます。

「冷え」とはあらゆる症状の背後にひそんでいます。

決して、手足が冷える「冷え性」だけをさすのではありません。

「冷え」とは一見対極にある、のぼせや熱中症などの熱の症状も、
根底には「冷え」があると考えます。

深い「冷え」によって体温を調節することができなくなり、
熱としてあらわれているとみるのです。

あらゆる症状の根をたどっていくと「冷え」があり、
「冷え」によって生命力が低下することで、

病気やもろもろの不調としてあらわれます。

「冷え」ってどんな状態?

「冷え」の大きな特徴として、
頭が熱く、足元が冷たい状態
であることがあります。

水も空気も、熱いものが上に、冷たいものが下にいく
という性質がありますが、
体内でも同じことがおこっています。

「冷え」が強いと、下にいった血液が上に戻りにくく、
血液循環が悪くなります。

「冷え」を改善するには、
足元および下半身をあたためることがとても大事です。

あたためる方法は、
・半身浴
・足湯
・湯たんぽ
・くつ下
などがあります。

具体的なやり方については、またお伝えします。

くれぐれも足元をあたたかくして、おすごしくださいませ。

参考文献
進藤義晴『万病を治す冷えとり健康法』(2000)
小林詔司『積聚治療 -気を動かし冷えを取る』(2001)

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