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先の見えない2021年をどう生きるか

アメリカ在住の友達coconちゃんと一緒に始めた遠距離交換note。
今回が2021年最初のnoteとなりました。

※初めて読んでくださる方のために簡単に説明すると、遠距離交換noteはアメリカとタイ、それぞれの地で駐妻(駐在員の夫の妻)として生きる私たちが日々感じることなどを交換日記形式で書いているマガジンです☺

今回はタイ在住の私が、2021年のことを。coconちゃんのnoteは下記↓

2か月後どこに住んでいるかがわからない

2021年は、私にとって全く先の見えない1年だ。
今のご時世、誰にとってもそうなのだけど、私の場合、今年はどこに住むことになるのかが全く分からない。
駐在員の夫がおそらく異動になるだろう、ということだけはわかっているのだが、いつ異動になるのかもわからないし、どこに異動になるのかもわからない。
その上、異動先が日本であろうと海外であろうと発表されるのがなんと、異動日の1か月前…。1か月で全てを準備してくれ、なんて、社員とその家族の人生をなんだと思ってるんだ、と正直思ってしまう。
(夫の会社の人事担当者読んでる~~~~?!!!)

計画をあえて立てない

3年半前、当時まだ恋人だった夫のバンコク駐在が決まったとき、私は人生の計画を立てるのをやめた。私が夫の海外駐在を理由に仕事を辞めて、一時的に専業主婦になるという計画なんて私の頭の中にはなかった。
先のことを計画してもその通りにはならない、とその時気が付いた。

1人で生きていく、という人は計画通りに生きられるかもしれない。
私は夫と暮らしていきたいし、日本にいる両親にも親孝行したいし、いつか子どもを持つ日が来るかもしれない。
誰かと生きていく、ということは時に自分の計画を変えなければならない、ということだと思う。
夫が海外駐在するかもしれない。日本国内で地方に転勤になるかもしれない。はたまた会社をリストラされるかもしれない。転職するかもしれない。起業するかもしれない。両親の介護が必要になるかもしれない。私がそのお金を払わなきゃいけなくなるかもしれない。海外で子育てしたいと思い始めるかもしれない。子どもが留学するかもしれない。

自分以外の大切な誰かの選択や運命が、私の計画を変えることになるかもしれない中で、自分の人生設計をきっちりと考えることはもしかしたら無駄かもしれない、と思い始めたのだ。

人生で何をしたいか VS 人生をどう生きていくか

私はずっと何者かになりたかった。何かを成し遂げたかったし、成し遂げた人がすごい人だと思ってた。

今はそう思わない。

世の中には2種類の人がいる。
「人生で何をしたいか」という軸で生きている人と、「人生をどう生きていきたいか」という軸で生きている人。

私の場合は、「人生をどう生きていきたいか」という軸足で生きていく方が幸せだと最近は思う。だって、死ぬほどやりたいことがあったらもうやってるもん。

私がもし「人生で何をしたいか」という軸で生きた場合、自分以外の大切な人の選択や運命で私の計画を変えなければならないという状況に直面したら受け止めきれないと思う。

どんなことが起こっても、「こういう人でいたい」「こういう暮らしがしたい」など、生きる上で大切にしたいことさえ忘れなければ、何をしていても私は私でいられるはず。

とはいえ、もし夫の異動で日本に帰ることになったとしたら、仕事も家も探さないといけないし、いやそもそも会社員にまたなるのか…?というのも考えないといけないし、子どもを持つかどうかいよいよ決めないといけないし、やらなきゃいけないことが盛りだくさんで、不安があるのも本音だ。

だからこそ、「人生をどう生きていきたいか」という軸を常にクリアに。
2か月後どこに住んでいるかも、何をしているかもわからないけれど、大切な人を大切に、出来る限り毎日ポジティブに、「何してるかわかんないけどあの人いつも楽しそうだよね」って言われる私でいられたら、それでいいかなと思う。

先の見えない2021年は、私をどんなところへ連れて行ってくれるのだろうか。不安よりも楽しみが勝っている、そんな自分を結構いいと思う。

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