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「駐妻」を考えるきっかけになりたい

アメリカに住む友人coconちゃんと一緒に、「遠距離交換note」を始めることになりました。

5年以上前に当時最先端(?)だったオンラインサロンで知り合った私たち。
それから何年も経った今、私たちの共通点は「駐妻」であるということ。

coconちゃんはアメリカ、私はタイ。


距離は離れていれど「駐妻」という立場は同じで、それぞれ同じような悩みや葛藤を抱えているんだなということは彼女のSNSを通じて感じていた。

私が駐在員の夫と一緒にタイに住むことになった当時も、仕事は辞めなければならないのか、タイでも働くことはできるのか、もし働けなかったら何をすればいいのか、タイに行ったらどのタイミングで妊娠・出産を考えれば良いのか、タイから日本に帰国した後新しい仕事が見つかるのか…など、それはそれは本当にたくさんのことを考えた。
「もう無理!人生どうしたらいいかわからない!詰んだ!」と、当時住んでいた不動前の商店街で母と電話しながら大声出しちゃって、街行く人にめちゃくちゃ注目されたりもした。

散々悩んだ挙句、出した結論は、
「とりあえず夫と一緒にタイに行って、もし良い仕事が見つからなかったら一人で日本に帰ろう」
だった。

幸い、タイに渡航してから間もなく希望していた仕事も見つかり、あれから2年半以上。
諸事情で仕事は辞めてしまったものの、私はまだタイにいる。

これまでのことについてはこちらのnoteをどうぞ↓

同い年で、30歳手前で駐妻になった私たち。
女性の30歳と言えば、ちょうど人生について考える時期でもある。

今ももちろんたくさん悩みはあるし、この先どうなるかはわからない。
ただ、当時考えていたよりもタイでの生活はずっと楽しく刺激的で、海外かぶれな私にとっては日本よりもうんとグローバルなタイ社会が合っているとすら思っている。

大都会バンコクでの暮らしと、アメリカの大自然に囲まれた暮らし。
タイ語必須な毎日と、英語必須な毎日。
現地採用でタイ人と一緒に働く環境と、日本とのリモートワーク。
日本社会の縮図のようなタイと、日本人になかなか出会わないアメリカ。

駐妻という立場は同じでも環境は全く違う。
環境は違うけど悩みは似ている。

そんな私たちのタイとアメリカでの「駐妻」としての喜怒哀楽や日常を、同じテーマで比較できるように書いたら面白いんじゃない?!というSNSでの会話から、この遠距離交換noteを始めてみました。

これから駐妻になる予定の方や、現駐妻の方、女性としての生き方に悩む方、そんな悩める女性を妻や同僚に持つ男性の方(そしてできれば企業の人事担当の方も…!ぜひ)など、いろいろな方に読んでもらい、「駐妻」について考えてもらえるきっかけになればなあ、と僭越ながら思います。

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