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インターン、始めました。

どうも初めまして。あっすーこと、小野寺あすかです。
7月からNPO法人Colorbathにインターンとして参加しています!
自己紹介&インターンを始めるにあたっての覚書きとして、何を考え、なぜColorbathに辿り着き、何を期待しているのかを書きます。

まずは、さらっと自己紹介

2年前、大学(教養学部歴史学専攻)を卒業し、現在は地元レストランでのアルバイトと家庭教師をしつつ、通信大学にて教員免許取得のための単位を取っています。

大学で出会ったとびっきりの問いは、「確からしさとはなにか」。

科学に対する「確からしさ」(あくまでも「らしさ」!)に度肝を抜かれ、私の世界の見方は、ちょっとずつ変化していきました。
きっとこの問いがきっかけで、今の自分があります。
常識を疑い、自分の良いと思う基準のルーツをたどる、
そんな時間をここ4年ほど、過ごしています。



さて、ここからは、そんな私のちょっと長い自己紹介です!

生きやすいスタンスをもとめて

大学3〜4年生にかけて、働くことが全くピンときませんでした。

その人が本当に欲しい物でないと売りたくない、自分が食べたいと思わないものは売りたくない。かと言ってコンサルやNPO、良いと思ったベンチャー企業に行くには、やる気も経験も足りない。教員や弁護士、医者になるには資格がない。役場職員、サービス業なども、全てピンとこなかったのです。

大量生産・消費による環境破壊と人権侵害に関わらず、充実して生きる方法をずっと知りたがっていました。とりあえず生きていくためにお金が必要なんだからと言われても、とりあえずで決めて、地球の裏側の人間を踏みにじるのなら、現状維持が良いとすら思っていました。

なにか活動を起こせば良かったのかも知れないけれど、できないくらいにはなぜか疲れていました。自分のポリシーを大切にしつつ、無理ができない自分を大切に生きていくことはできるのか、できないのか。できないならば、どこでなら折り合いをつけて生きていけるのだろう…と思っていました。


そのまま大学を卒業し、コンビニバイトや家庭教師をしながら、地元の人、オンラインイベントで出会う人と話をするうちに、自分が関わりたいと思うような経済は、規模が小さく、経営者も生産者も大事にできるものだとわかっていきます。

卒業から1年後には、関わりたいと思える自営業のパン屋レストランでアルバイトを始めます。どちらも、添加物や石油由来のものを意識的に避け、地元の食材を使うようにしている場所でした。
しかし、飲食店での自分の貢献ポイントが見つけられず、日々をこなすことに精一杯で、積極的に関わるための行動も、疲れからできませんでした。

そんな中、地元で教育×まちづくりをしようとしている二人組(リンク先17ページ目に紹介有)に出会います。彼らは自分の居心地の良さを大切に空間を作る人たちで、私の存在をまるっと面白がってもらうことができ、大学の時のように、根本的な、ある種机上の空論的な、議論ができました。

また、翌春、今年の3月に底上げキャンプという5泊6日を自分のために使うプログラムに参加しました。プログラムの内容は決まっていないため、この時間を何に使いたいか、寝たいのか、話したいのか、考えたいのか、ワークをしたいのか、散歩に行きたいのか…自分の心に問いかけまくる状況が生まれます。さらに、スタッフ側はそれぞれができることを、無理をしすぎずに、ゆるゆると連携して行っているのです。その雰囲気は参加者にもつながっていき、最終日には、それぞれが「それぞれ」としてこの場にいてくれたことへの感謝と、私は「わたし」で居ていいという体感を得ることができました。


今年の春には、生きやすいように、居心地のよいようにその場に「在る」ことが、その場に対しての最高の貢献ではないかと思えるようになりました。

このスタンスを大事に、今までどうやって自分事にして良いかわからなかった「仕事」に目を向けたいと思ったのです。


悩みすぎて行動にならない、価値を生み出すとは!?


今までも自分の気持ちに素直に、居心地の良さを求めて、行動してきたつもりではありました。しかし、「仕事」のこととなるとどうしても、自分の思う「普通」や、なんとなく世間の「ちゃんとしている」みたいなものに引っ張られて、自分の身も心も固まっていました。

卒業から1年経った去年の4月、経済活動とは少し距離があり、もともと興味のあった教員免許を取ることに決めました。

レポートを書いたり、友人と話す中で、学校教育の良さと虚しさをしっかりと感じていきます。その中で、私なりのやりたい教育を考えた時、3つの要素が出てきました。それは、対話を行う、読み書き演算を分かりやすく伝える、幸せそうな大人に日常的に会えるというものでした。

問題はどう実践するかで、先に出てきた地元の二人組と作戦を練りますが、なかなか実行に移せず、実行できても広がらず、そもそもお金を稼げなかったり、自分の生み出せる価値にどんな値段をつけたら良いのか、そもそも価値は生み出せているのか…と、同じ悩みをぐるぐると回っているようでした。

そこで、社会において仕事をしている人の元で、どうしたらやりたいことは「ちゃんと」できるのか、生きていくためのお金はどうやって稼ぐのか、を学びたいという気持ちが強くなっていきます

なにかをお金(利益)のからむ社会の中で「やりきった」という経験をしたい「仕事」をしてみたいと思い、また行き先を探し始めます。

そんな中、Facebookの投稿で出会ったのが、Colorbathのインターン募集でした。


Colorbathは「ヒト」として扱ってくれる


Colorbathが私のアンテナに引っかかった理由は、教育に関連した事業があり、ビジネススキルも身につくから、そしてなによりも「想いをカタチに」というMissionの前半フレーズに好感をもったからです。

私のやりたいことは、所謂すごく熱量を持った「やりたいこと」ではなく、やりたくないことが沢山あるなかのこれなら「やりたいかも」というものです。だからこそ、やる気のある若者を集めるインターンには応募理由を書いているうちに、自分の思いとずれていく感覚と、別にそんなに死ぬほど頑張れるわけではないという想いが生まれてしまいます。

しかし、こうあったらいいなという想いは私の中には沢山あって、組織に属したり、そのトピックに関わることで膨らんでいくものに思えるのです。

Colorbathの事業は、それぞれの個人の想いが反映された結果、行われているものであり、さらに強みも弱みも全部その人として認めているスタンスがあるのではないかと思いました。

実際に、説明会も、面談も、最近行われた合宿も、すべてを通じて、人格を否定されず、強さも弱さも全部ひっくるめて「ヒト」として存在していい感覚を得ています。

ここでなら、自分の仕事も、計画を遂行することも「できない」「したことがない」という不安から一歩出て、自分としての存在価値を信じて行動することができそうだと思ったのです。

自分の心地よさを大事にしながら、できると思ったこと、やりたいと思ったことを40%のクオリティで挑戦していくことがColorbathにおいて私がこれからやっていきたいことです。

Colorbathという団体として目指す場所が面白そうなことはもちろん、
社会に価値観の転換のきっかけをじわじわと広げていきたいです。



回りくどい流れでは有りましたが、ザラッとあっすー概要です。

この回りくどさ、すべてを自分の要素として捉える感覚が、
「わたし」のらしさ、でもあると思っています。
Colorbathの活動で、最大限発揮したいです。

あっすーフィルターを通したColorbathや世界のこと、
食のこと、住のこと、衣のこと、経済のこと…
を楽しんでいただけたら幸いです!:)

以上、自己紹介&初心の記録です。


興味があることありましたら、コメントにてお待ちしております。
これからよろしくお願いします!!!


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