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【コラム3】「子どもを叱らないで甘やかしていたら、余計に手が付けられなくなるのでは?」と心配する親が、なぜ毒親なのか?


「どこに行くの?」



「誰と遊ぶの?」



「何時頃帰ってくるの?」



「〇〇(カラオケなど)に

子どもだけで

行くのはダメ。」



「遊びに行く時は

遊びに行く場所を

記したメモを

必ず置いていくこと!」




↑子どもの頃、

友達と遊びに行く際

母親から必ず

言われていた言葉です。

この類のやり取りは

私の記憶だと
高校生まで続いていました。


遊びに行く際は、親への連絡が必須でした


「この物騒な世の中、

親として

子どものことを心配するのは

当たり前でしょ?」


「子どもを犯罪から守る、

意識の高い

良いお母さんじゃないか!」


「一体何が問題なわけ!?」


私の
幼少期における
エピソードを読んで、

このように思う方も
少なくないかと思います。



はい。

その通りです。

この犯罪だらけの
物騒な世の中、

外へ遊びに行く我が子を
心配しない親の方こそ
毒親なのかもしれません。



ただ、
このように

「〇〇にいくのはダメ」

「今どこにいるの?」

「何時に帰ってくるの?」等

あれやこれやと
心配ばかりされた結果、

私の心の中では

常に

"親監視カメラ"


が発動され、

表面的には
友達と遊んでいても

精神的には
思い切り遊ぶことが
出来ていなかったように
思います。




そして月日は流れ、
どういう大人になったかと言えば↓


①孤独癖が付いてしまった


誰にも干渉されたくない!!!


「もういい加減

自由(一人)に

させてくれ!!」


という感情が、
私自身の無意識に蓄積されている
感覚があります。

結婚こそしているものの、
現段階では
子どもが欲しいとは思えません。

(子どもが居たら
一人の時間が無くなるため、
子どもを持つことに対し
無意識に拒否している感覚)




②他人に対してオープンになれない



心配性の親元で育ったが故、

「他人=

あれこれ干渉

してくる

面倒くさい存在

である」


と、

無意識に認識している
のでしょう。

今の夫についても、
いよいよ結婚するギリギリまで

「彼氏」の存在を
隠していました。爆

「付き合っている彼氏がいる」

などと、
間違っても
口にしたら

"親監視カメラ"

発動し、

いつ

警備員(親)


駆けつけてくるか
分かったもんじゃなかったので、

ギリのギリまで
存在を隠し続けました。

たまに
恋バナを楽しむ
"仲良し親子"
を見かけますが、

その自由な空気感、
本当に羨ましい限りです。




③新しいことに挑戦出来ない



(精神的に)
思い切り遊んだ経験が無いため、

「とりあえず

やってみよう!」

というような、

(良い意味での)

「遊び」

という

感覚を持つのが

30を過ぎた今でも

難しく感じます。


また、

「失敗したら恥ずかしい」


という感覚がつきまとい、

完璧主義になりがちで、

柔軟に動くのが

昔から苦手です。




いかがでしたでしょうか。

あれこれ
心配されながら
大人になった結果、

こうなりました。汗


ただ、

今回のこの投稿

心配性の
親を責めたいわけでも、


「親のせいでこうなった!涙」と

被害者面をしたいわけでも

ありません。




今回一番
問いたいこと、


それは

「何故

子どもたちのことを

こんなにも

心配しなければ

ならないような

物騒な世の中なのか?」


ということ、

そして

「このような

犯罪だらけの

物騒な世の中を

作ったのは

一体誰なのか?」


ということです。


子どもの立場で語れば、

ハッと気が付いたら

生まれ落ちた国(日本)が

たまたま
犯罪だらけで、

そこで
子どもらしく
思いっきり遊ぼうとしたら、

親たち大人から

「危ない」だの

「物騒」だのと

あれこれ心配され、

そして
場合によっては

キツく
𠮟られるわけです。



親や大人は

「子どもを

危険から

守るためなのだから

当然だろう」

と言うでしょう。

ただ、
子どもの立場で言ったら

「たまったもんじゃない」

と思うでしょう。


しかし

大人はそんなこと
気にも留めず、

大人
「物騒だから〇〇には行くな」

大人
「危ないから〇〇はダメ」

等、

大人は正論で
子どもを縛り付ける
ことしか
頭に無いわけです。




「物騒だから」

これは理解できます。

ただ、
ここで言いたいのは

では、

そんな物騒な

世の中を作ったのは

一体誰ですか?

っていう話です。


「物騒な

世の中を

作ったのは

一体誰か?」


そんなこと

大人は誰も

興味が無いわけです。



一方、

大人たちが唯一
興味があることといえば

おカネを稼ぐことと
遊ぶことです。








そして
その結果、

自分たちの国を
犯罪だらけの
危険な場所に
変えてしまったのです。



今や子どもたちのランドセルには
当然のようにぶら下がっている
防犯ブザー

そう。

つまり、

安心して
思い切り
遊べる環境を

子どもたちから
奪っているのは

紛れもなく
大人たちなのです。



ところが

馬鹿な大人は
そのようなことは
微塵も自覚せず、

何をするかと言えば

思い切り遊ぶ子どもを
叱りつけることと

街中
監視カメラだらけに
することだけです。



大人として
日頃
考えるべきことは考えず

いざ、
不都合が
起きそうになったら

「子どものために」


という
キレイな言葉とともに

大人の常識を
子どもに押付け、

コントロール
することしか
頭に無いのだから


これを

「毒親」

と呼ばずして

一体

何と呼ぶ

のでしょうか?


これでは親に内緒で寄り道もできません。
親に対して秘密を持つことだって
心身の成長には必要なことでは
ないでしょうか

もういい加減、

全日本人は

「毒親」であることを

自覚するタイミング

ではないかと

思うのです。




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