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マイケル•ジャクソンもした、エンバーミングとは? |終活・エンディングノート・大阪


こんにちは!
大阪で活動している
終活ライフケアプランナー 吉原明日香です!


壇蜜さんがこの資格をお持ちで有名ですが、日本では馴染みのない「エンバーミング」。

皆さんは聞いたことありますか?

あのマリリン・モンローやマイケル・ジャクソンもしたんですよ!!

今回はこの「エンバーミング」についてお伝えします。


エンバーミングとは?


1,「エンバーミング」とは?


ご遺体を修復しつつ、長期保存するための方法のことをいいます。遺体衛生保全ともいいます。
エンバーミング処置を行う人を「エンバーマー」と呼びます。


2,なぜ日本では馴染みがない?


エンバーミングは海外では約80~90%のご遺体に施されるのですが、日本ではわずか約2~3%と非常に少ないのです。
なので、日本人がエンバーミングに馴染みがないのは当たり前だと思います。

なぜ海外ではごく普通で、日本では珍しいことなのか?
それは、葬り方…いわゆる文化の違いです。
日本では火葬が一般的なのに対し、海外では(全ての国ではありませんが)土葬が一般的だからです。

3,エンバーミングの方法


体内に防腐剤を注入し、血液や体液を排出したのち、ご遺体を修復します。

4,「エンゼルケア」との違い


亡くなったあと看護師さんがしてくれる「エンゼルケア」は消毒はしますが体の表面だけなので、ご遺体の中は防腐・殺菌はされません。あくまでも葬儀が終わるまでの数日間のための処置です。
「エンバーミング」は血液を抜いて防腐剤や安定剤などを体内に注入するので、ドライアイスがなくてもご遺体が傷まないように施されるため長期間の保存が可能なのです。(長期間、といっても日本のご遺体の保存期間は50日までと決まっています)
またエンバーミングは有資格者でないと処置できません

5,エンバーミングの役割


エンバーミングはご遺体を生前の見た目に近い状態まで修復ができるので(もちろん状態によりますが)、病気で痩せ細ってしまった場合や、事故や自殺などでご遺体の損傷が激しい場合などにご家族の精神的負担を少しでも和らげる役割もあります。
上記の理由や超高齢社会に伴う死亡者数の増加、それに反して火葬場の減少…などの理由で、日本でのエンバーミング処置件数は少ないものの年々増加しています。


日本ではまだエンバーミング資格を活かす機会は少ないかもしれませんが、これからは必要とされる時代がそう遠くはない未来で訪れると私は思います。


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