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生きたお金の使い方

「僕が日本でプレーしていた時、当時、日本の選手の中では給料が一番高かったんです。それ、アメリカに行くとき、ゼロですからね。本当の話ですよこれ」

出典:イチロー、渡米時の“貯金額”にネット騒然「やっぱすげ~わ」 
日本最高給で「生きたお金の使い方」

偉大なメジャーリーガーであるイチローが、先生として登壇したイベントで語った言葉。いやぁ……すごい。

なぜすごいかってこの当時のイチローの年俸はプロ野球選手No.1の5億3000万円。これを自己投資に全振りしていたということだから。

並の選手なら「引退後のために」とか「挑戦がうまくいかなかったときのために」とか、ある程度は貯金を選ぶだろう。けどイチローはそれをしていなかった。

イチローはこうも言っている。

「僕はもうアメリカで絶対やらなきゃいけなかったんですよ。アメリカで結果が出せない=僕の人生はもう、ないも同然です」

出典:イチロー、渡米時の“貯金額”にネット騒然「やっぱすげ~わ」 
日本最高給で「生きたお金の使い方」

覚悟ってこういうことを言うのだろうなと思った。ちなみにアメリカで一流のメジャーリーガーになって給料が何倍にもなった後も、彼は貯金をしていない。なぜなら、本人はまだ自分のことを一流の選手と認めておらず、一流の選手になるにはどうすればいいか、何に自己投資をすればいいかを常に考えていたから。

たとえば、引っ越し。家でもトレーニングマシンが置ける家を探して、家賃がどれだけ高かろうが自分には必要と判断して契約していたそうだ。商売道具のバットやグローブも同じようにこだわっていたことがうかがえるエピソードだ。

この話から感じたこと。それは「自己投資って大事だよね」という簡単な話ではない。

挑戦すると決めたなら「うまくいくように徹底的に自分に投資する」「どうやったら成功するか徹底的に自分に問い続ける」ことが大切だということ。

「うまくいかなかったら」なんて考えてたら本当にうまくいかないを引き寄せる。

「きっとうまくいく」

このマインドセットを常に胸に入れて、今日も「どうやったら望みどおりに生きていけるか」を突き詰めていこう。

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