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認定調査員の仕事

こんにちはー!

今日は「認定調査員の仕事について」です。

皆さん、要介護認定の認定調査員の仕事って
どうしたら成れるか知っていますか?

ケアマネジャーをしている方だったら、認定調査員の資格を取って、
月に数件、認定調査をしている方も少なくないんじゃないでしょうか。

まず認定調査員の仕事の説明をする前に、
介護度がどのようにして決まるかを知っていますか?

利用者さんの介護度決めるにあたって
2つの情報を基に審査が行われます。

ひとつは主治医意見書
もうひとつが認定調査票

主治医意見書はかかりつけの担当医が作成します。
医療的な目線でみた情報って感じでしょうか。

認定調査票は、実際に自宅や施設を訪問して、
その時に体の動きや、介助の量、認知の程度を判定します。

この認定調査をするにはケアマネジャーの資格や
介護福祉士の資格が必要になります。

ただし個人事業のように調査をすることは基本的にはできず、
市とケアマネ事業所が委託契約を受け、
その事業所に所属する調査員が自宅に訪問して調査を行います。

市とケアマネ事業所との契約があって初めてできる仕事なんですよね。

なので調査員の経験をしたいなと思えば、どこかのケアマネ事業所に
ケアマネとして所属するか、認定調査センターなどに所属するか、
市の調査員として働くか、のいずれかになるかと思います。

認定調査の仕事は実際に数をこなさないと
判断基準がわからなかったり、
どのような話を聞きだせばいいかわかりにくい仕事です。

実際に調査をしていても
『その話は介護の負担になってるけど評価はされへん話やねんなー』
と思いながら調査することは少なくありません。

例えば”調理”に関する項目で言うと
①炊飯②電子レンジ③即席めんなどの調理
が評価の対象となっていて、
包丁を使わない古き良き時代の男性の方でも3つをしていれば
”調理”は介助されていないに判定されることがあります。
(頻度などによりますが)

介護の仕事をするにあたって、
介護認定がどのように行われるか
どんなことが判定されるのか
知っておくのはどんな職種の人でも知っていて損はありません。

介護認定の仕組みを知りたいなーという理由だけで
ケアマネジャーになってもいいんじゃないかなと思うくらい
調査員の資格をとってよかったなと思います。

ケアマネ事業所の機能や役割ってプランを立てたり、
サービスの調整をするだけじゃないんです。

認定調査の仕事もケアマネジャーにとっては
切っても切り離せない仕事なんじゃないかなと思います。

ケアマネジャーの仕事に
一人でも多く興味を持ってもらえたらと思います。

今日は「認定調査の仕事について」でしたー。
それではまた他の記事もよろしくお願いしますー。