ラストダンスの機会を寄越せ―回想― 神との邂逅 仲間との出会い 破滅の始まり
「朝早くから失礼する!ジャック・ガライヤ殿!貴殿にはこれから城へと登城していただきたい!」
昨日の出来事の後、俺たちは足早に料金を払い、レストランを去った。
宿に戻った後どうするか話し合い結論の出ぬまま寝た結果が分かりやすく目の前にあった。
ゴリッゴリの役人と護衛の衛兵二名、役人の手にはよくわからないが何か法律云々が書かれてる紙が広げられ俺に見せつけられている。
そのまま断る暇なくあれよあれよと一人で城まで連れていかれ「その格好で王の前に出すわけには…」と勝手に渋い顔