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パリ旅行者必見!現地のタンゴあるある10選

どうも、ブエノスアイレス留学前にパリで遊びまくってるSakurakoです。実はタンゴ習い始めたのがパリ。当時は(8年前くらい?)夜な夜な色んな地区のミロンガ渡り歩いてました。
今回の滞在ではパリ市民大学みたいなとこのミロンガしかいけなかったけど、以前住んでた時の経験も含めて、パリのタンゴについて徒然と記します。
いざっ

書き手:Sakurako

服装が自由

ほんまこれ。ジーンズとTシャツの人もいれば、真っ赤でタイトなジャンプスーツの人もいる。最近では丈が長めのゆったりスカート履く人が多くなってきてるけど、パリではまだタイトな膝丈ワンピorスカートが人気のようです。
あとはYohji Yamamotoみたいな、ブカブカのサルエルみたいなの履いてる人も多い。

ジャズシューズで踊る女性が多い

全体の4割近くはタンゴヒール履かずに踊ってます。あとはローヒールも多い。深夜のミロンガに行けば、割とみんなハイヒール履いてる。
服装もそうだけど、「これがタンゴのファッション!」みたいなこだわりはなく、それぞれ好き勝手に好きなもの着てるので、スーツ着てる人の群れの中にスニーカー+ジーンズ+Tシャツがいてもぜんぜん浮かない。誰も気にしてない。

リーダー役の女性も多い

リーダーだけやる女性もいるけど、大半はフォロワーと両方楽しんでる。そしてびっくりするくらいエネルギッシュでうまい。そしてだいたいヨガパンツみたいなサルエルの女性はリードしがち。

ミロンガがかかると特に盛り上がる

これは日本と逆。ミロンガかかった瞬間にピスタが人で埋まる。そして普通にタンゴ踊るよりイキイキしてる人が多い。ロックンロールとかサルサの文化が根強いから?

コルティナの度に全力で踊り出す

場所によるけど、コルティナでロックンロールが流れ始めるとみんな本気で踊ってる。特におじいちゃんおばあちゃん。これを見るのが密かな楽しみ。他にもコルティナではサルサ、キゾンバもかかる傾向。

ガンチョ、ボレアーダ、ボルカーダしがち

どんなに初心者でもなぜかできる。サリーダできなくてもガンチョできる。なんかちょっとクセのあるガンチョ覚えてる。


初心者でも、音楽を楽しんでるのがひしひしと伝わってくる

いい意味でステップに囚われてない。「ステッしなきゃ」みたいなプレッシャーがない人が多いように思う。「こんな風に音を聞いてるんだー!」と楽しんで踊れるのでどんな初心者の人と踊っても3曲があっという間。(自分が日本人で日本人が好きなタイミング、リズムに慣れすぎてるってのもあるだろうけど)

アブラッソはセラードとアビエルト半々くらい

組んだ時に始めからアビエルトの人は無差別に足上げがちなので(人によるんだけどね、でも高確率)、フォロワーもかなり気を張っておいた方がいい。セラードの人はなぜか鼻息荒めが多い。パリはまだヌエボの文化が根強いのか、ミロンガでもエレクトロニックな音楽をよく聴く。

とにかく相手を褒める

「素晴らしい」「あなたのアブラッソは最高だ」「素敵な時間をありがとう」だいたいこんな言葉が飛び交ってる。男女ともに相手を褒め称える傾向にある。自己肯定感がものすごく高まる。

入場料は1000円〜1500円くらい

場所によっては、特に野外だと無料の場合もある。8年前は3ユーロ(当時1ユーロ130円)とかが多かったから、1場所500円くらいでいろんなミロンガ回ってた。今は5ユーロ〜10ユーロの間が多いかな。どこも料金ちょっと値上がりしてるし円安だから高く感じるけど、それでも日本より少し安め設定。

結論

パリのタンゴはあまりルールに縛られず、音楽を楽しむことをすごく大切にしている。場所によるけど、ピスタを斜めに横切ったり、狭くてもボレオやボルカーダが飛び交うミロンガもあるので注意が必要。
あとはどこも一緒だと思うけど、深夜のミロンガは上手い人が多い。だいたい郊外に近いところで開催するから、行き帰りがちょっとめんどう。だけど行く価値あり。

*パリのミロンガまとめサイト

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