実践したい。

イヴァン・イリイチの『脱学校の社会』、東京創元社、1977年が面白い。

そうなのよーとか相槌を打ちながら読んでいる。学校は教育を受ける場であるけれども、教育には、技術の獲得という面と、生きていくための人間的な成長を促す面の2つがあり、それを両方とも身につけさせるのって難しい。というか、今の教育システムでは技術すら身につけられていない、とイリイチは述べる。確かに、今の社会を生きていくために定期テストの点数は大事だし、学歴はあったほうが選択肢が増える。しかし、学歴に関係なしに、やりたいことを選択するための技術習得が平等だったら、学校で自分の可能性を諦めることは減るのではないだろうか。今を生きていくことも大事だけれどもこの理想の実現化に奔走できないだろうか。誰か知りませんか?奔走している人を。知りたい。会いたい。話したい。一緒に走りたい。

でも、どんな世にも、どんな社会形態にも疑問を感じる人はいるわけで、私の理想がみんなの理想とは思わないし、悩める人が減るとかも怪しいけれど、自分が生きやすい世界は自分が作るしかないから、私は自分の世界を変えていきたいのだな。

明日は、やらないことリストを決める。

読んでくださった方へ、何を思って読んでいたのか、読んでくだすったのか、コメントくをだされば、家の前にやまびこをしに走るくらい、喜びます。