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W.B.イェイツの『ヴィジョン』

今回は、本の紹介にしようと思います。神谷充彦先生の『詳解 月の占星術技法大全〜基礎から実践まで〜』と云う本で月相(ルネーション)の原典として紹介されている、W.B.イェイツの『ヴィジョン』の鈴木弘氏の訳を中古で手に入れて読んでいます。

月の28相について書いてある本ですが、なかなか難解なものでこういう本ですと簡単に説明することは難しいのですが、世界の(西洋のものが多いですが、禅や仏教的な記述もあります)文学や思想を踏まえて書いてあり、なかなか面白いです。

普通の占いのテキストとかそういう感じではありません。日本のものに例えるならいろいろな話が出てくる松村潔先生の本の方な感じでしょうか。

占いの本としては、(私は読んでいないのですが)ディーン・ルディア先生の本などのほうが使いやすいのではと思います。日本でもいくつか月相(ルネーション)の本は出ていますし、手っ取り早く占いを覚えたい方はそういうものを参照したほうが早いと思います。もちろん『詳解 月の占星術技法大全〜基礎から実践まで〜』にも月相に関する記述があります。


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