上野千鶴子「ナショナリティとジェンダー」にもフーコー
さっそくフーコーが引用されるが名前だけで著作への言及はなかった。
氏によれば、慰安婦は国が資料を捨ててしまいよくわからない状態になっている。申し出があったので可視化されたとしている。
実証的にそのような制度があったかという意味では意義深いが実務的には、誰に保障するのか?個人なのか国なのか団体なのか?ちょっと前に反故になってその後の結論はどうなったのか見失ってしまった。
まだ3分の1しか読んでおらず、この文章も通勤途中で本の内容をうろ覚えで書いているので確認しながら書いておらず申し訳ないが、今朝読んだところは、43ページあたり、平塚らいてふが熱心な天皇制賛美や「自然や玄米食を信奉」、「霊的価値に重きをおく」人物としている。こういうことはこれまで知ることができなかった。
どうもこの本はここからフェミニズム通史となっており、「家父長制と資本性」で書いておいてほしかったことがフォローされていてありがたい。
この通史の中に最近でも話題になった「優生学」についても触れられており、週末にまとまったことを書けるように読んでいるところです。
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