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【実話シリーズ】私に起こった出来事20職場だけが救いだったのに・・・

前回のお話はこちら

2023年 新しい年を迎えました。
年末に母の法事を終えて 前の年よりは少し落ち着いた新年を迎えました。
こどもたちも揃って新年を迎えることができました。
この年の春に息子は就職。
成人の日も迎え 一つ肩の荷を降ろせると思うと一安心といったところでしょうか・・・

娘は春に高校3年生になり 受験生となりました。
思っている進路に進めることを願うばかりでした。

さて 私はというと 昨年から引き続き マンション理事会のことが
さらに重くなる予想

1月に総会を開くため新年早々弁護士事務所に伺い弁護士の見解をまとめ
交渉を続けるか 否かの決定をすることになりました。

1月末には現理事長から 理事長の任務を引き継ぐことが決まっています。

そのことを思うだけでも 気持ちが重い・・・
2023年の運勢を自分で見ても この重い雰囲気は続くことが予想されました。

半ば諦めモードになっていましたが
サターンリターンをなんとか乗り越え 
人間的にも成長しなければ・・・そんな思いで新しい年を迎えたのを覚えています。

さて お正月休みが明け 職場で初仕事。
他の煩わしいことを仕事に没頭することで忘れられるので この忙しさが
私には癒しとなりました。
職場の方々も 悩みごとを聞いてくださったり・・・
私にとっては 心の拠り所となっていたかもしれません。

コロナ禍でいろいろ不便はありましたが業績もありがたいことに
年々良くなっていました。
お給料は本当に安くて 「割に合わない」感がありました。
離婚した時に 一人で稼ぐことも考慮し 一時は「転職しようか」と悩みましたが
職場の皆さんも良くしてくださり まあなんとか続けていこうと
思っていた矢先に わたしにとっては 衝撃的なことがありました。

同じ部門で一緒に仕事をしている先輩が
「退職する」ことになったのです。

もちろん「残っていただけるように・・・」と
上司に懇願しましたが おうちの仕事をサポートされるとのこと
私の願いはかないませんでした。
わたしは お菓子作りをその方に1から教わり とても頼りにしていました。
年数を重ねることで なんとか先輩についていけるようになってきた
と思っていた矢先だったので

「一人でできるのか?」

不安しかありませんでした。

施設長は代わりの方を募集します・・・
と言っていましたが はたして うまくやっていけるか
すぐにきていただけるのか

まったくもって先も見えず 職場が私の癒しの場になっていただけに
そのショックは大きいものでした。

続く

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