Paperwhiteと過ごす待ち時間
半年に一度の車の点検が近づいてきました。
1時間程度のことなので、いつも雑誌を読みながら点検が終わるのを待ちます。
ディーラーには自分では買わないようなお高めの雑誌が置いてあり、それを読むのがささやかな楽しみです。
と、ここで前回の点検のことを思い出しました。
感染予防の観点から、雑誌がすべて撤去されていたのでした。
そのディーラーにはフリーWi-Fiも飛んでいません。
スマホは充電が少なくなっていました。
1時間どうして過ごそう。
私はテレビのあまり面白くない番組を眺めたり、車のパンフレットを隅々まで見たり、コーヒーをちびちび飲んだりして、なんとか間をもたせました。
長い1時間でした。
今度は同じ轍は踏まない。
準備万端で行かねば。
文庫本を持って行こうか。
でも最近文庫本の小さな字を読むと目がシバシバします。
かと言って1時間スマホをいじり続けるのは、大人の女性としてどうだろうか。
たまたまベンツを買いに来た紳士が見たら幻滅しないだろうか。(ベンツは売っていません)
そのとき、フォローしているnoterさんが読書はKindleのPaperwhiteでしていると書いておられたのを思い出しました。
KindleのPaperwhite!
そう言えば私も持っていたはず。
これなら少しカッコいいかも。
どこにやった?
それは、大量の漫画本の下敷きになって心肺停止状態で発見されました。
1年くらいほったらかしにしていたようです。
充電ケーブルにつなぐと、なんとか息を吹きかえしました。よかった。
ちょうど、読みたかった本がunlimitedに入っていました。
現役の外科医が、研修医時代に経験したことを元に書いた小説です。
確かドラマにもなったはず。
読みやすく、医師が書いただけあってとてもリアルです。
充電している間に半分くらい読んでしまいました。
Paperwhiteは、ナンチャラをカンチャラしたとかの技術で、とても目にやさしく読みやすい電子書籍リーダーです。
これなら眉間にシワも寄りません。
よし、これをディーラーに持って行って、スマートに待ち時間を過ごしましょう。
待ってろよ、ベンツを買いに来た紳士!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?