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ようこそ底なし沼へ
昨夜の音楽番組で、Adoさんが「ガラスの仮面」のファンであることを話されたそうですね。
若干18歳の彼女。
MCの某人気タレントさんから
「世代的には合致してませんよね?」
と突っ込まれたそうです。
いえ、それが「ガラスの仮面」なのです。
年齢性別に関わりなく、読んだ者を沼に引きずり込みます。
Adoさんが共感したというシーン、こちらですね。
マヤ、あなたはスターなのよ
(水城 to マヤ)
スター…
あたしがスター?
いったいどこがスターなんだろ…?
あたし自身は以前と同じままなのに
なんだかあたしをとりまく世界だけが
変わってしまった…
(マヤ モノローグ: 文庫版第9巻)
「奇跡の人」で助演女優賞を獲り、テレビの大河ドラマに出演して一躍お茶の間の人気者となったマヤ。
周りの白熱ぶりと自分とのギャップにとまどうシーンです。
Adoさんもいま同じような思いを抱えておられるのでしょうか。
しかし、このシーンはまだほんの序盤です。
49巻を読破されたのならご存じだと思いますが、これからあんな事件こんな事件そんな事件が主人公に降りかかってきます。
老婆心ながら、古参のファンからのアドバイスを。
直近のトラブルとしては、くれぐれも未成年飲酒事件を起こされませんように。
行方不明のお母さんはおられないですよね?
地方出身の、やたら馴れ馴れしい女子は要注意です。あなたにとって代わろうとチャンスを伺っています。
そして、芸能会社の社長に執着されるかもしれませんのでお気をつけて。
かなりこじれていますが悪い人ではありません。
うまく転がせば、行く先々であなたを助けてくれるでしょう。
何よりも、この漫画の恐ろしいところは、続きがなかなか読めないというところです。
これからAdoさんも、
続きが読みたい
↓
連載が再開されない
↓
しばらく離れる
↓
ふと思い出して読み返す
↓
再びハマる
↓
続きが読みたい
の、無限ループに陥ることとなるでしょう。
ご健闘を祈ります。
Adoさんのようにお若くて発信力のある方がファンになってくださると、連載再開を願う声も届くかもしれません。
天の岩戸から出てこない作者に、ぜひメガトン級の圧をかけてくださいませ。
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