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長所を伸ばすには?

はじめに

適当に書き殴ります。今回は長所の伸ばし方について自論を語りたいと思います。

長所が認められにくい社会

子供の頃は少しでも良い行いをすると褒めてくれるご家庭が割と多かったと思いますが、成長にするにつれてそれも徐々に薄まっていき、社会人にもなると中々一人前として認められるのは大変難しいです。

長所とは

そもそも長所とは一体なんなのでしょうか?
goo 辞書では以下のようにあります

性質や性能などで、すぐれているところ。

goo 辞書

このように書かれています。これ以外の意味は含まれていません。
つまり、極端に尖ってなくて良いし、他人より能力が優れている必要はありません。

新卒の就職活動

長所は前述の通り、大変シンプルなのものなのに実際、自分の長所が見つけにくいという人もいるかと思います。
私はその要因の一つに新卒の就職活動があると思います。
彼らはまだ社会経験が薄く、具体的なスキルを持っている人も少ないです。しかし、そのような中、他人より自分が優秀であることを企業にアピールし、採用をもぎ取らなければいけません。
そのため、盛り盛りで自己アピールする人も多いと思います。生半可なアピールでは足らず、他人とは明確な違いをアピールしなければならないのです。
資本主義である以上、現状は致し方ない点もあるのでしょう。ただ、長所の本来の意味がぼやけ、自分に対しての自信がなくなっていく人も増えているのかなと思います。

長所の伸ばし方

長々と語っていますが、本題です。
自論の長所の伸ばし方については以下の三点です。

  1. 自身の長所への気付き

  2. 長所はサブスキルでも良い

  3. 気づいた長所を日常で意識して出力する

自身の長所への気付き

はっきり言ってこれが難しいです。長所に気付くというのは意識しても気付かないことが多いからです。私も偶発的に気づいたことが多いです(いや多くもないかも・・・)。というか簡単に気付ければ、誰だって苦労しないでしょう。

でも、今まで書き殴った通り、長所の本来の意味は「優れている」というだけです。

例えば、飲み会に参加したとしましょう。
飲み会では適切なタイミングでお酒を補充したり、皿を片付けたり話を盛り上げたりできるほどではないけど、当たり障りのない話ができる OR 話を振られると意外と話が広がる。それくらいでも私は長所って言ってしまっていいと思います。私にはできません。
その上、少なくとも相手の期待を裏切ることなく、相手を不快にさせないというのは仕事の上でもとても大切なことです。

もう一つあげます。
働いていると経費精算する機会があると思います。その際に一度も経費申請を遅れることなく申請できる(もしくは遅れる場合事前に相談する)。これも長所と言っていいと思います。私にはできません。
その上、少なくとも提出期限という一種の納期をきっちり守ることができており、期限を守るのは信頼を構築する上での欠かせない重要な点です。

このように明確に(一見)仕事に活かせてなさそうなものでも、ちょっとしたことでも長所として定義することが大事です。
もっと微かなものでも良いです。大事なのは微かな長所を見過ごさないことです。

長所はサブスキルでも良い

長所は尖っている必要はありません。サブスキルでも良いのです。
就職面接で「あなたの長所は何ですか?」と問われると最大の長所≒メインスキルを回答すると思いますが、長所の本来の意味は「優れている」という一点です。なので、サブスキルも長所に該当します。

また、サブスキルの集合体がメインスキルと言えることもあり、それは間違いなく自分の強みであるといえます。人間の長所というのは微かなものもカウントするとそれが個性です。それが強みです。

気づいた長所を日常で意識して出力する

微かな長所に気付けたら日常でしっかり意識しましょう。
明確に伸ばすというよりは少しずつ出力するというイメージです。自然に長所が外に出るように仕向ける感じかもしれません。

私のケースの話をします。
私はソフトウェアエンジニアです。プログラミングを仕事にしています。
完成したプログラムは他の人にもチェックしてもらいます。

その際には
・実装した目的
・実装したプログラムの説明
・前提条件
・セルフチェックの結果
・チェックポイント
・懸念点

などを記載して他のエンジニアに確認してもらいます。
私自身はこの時のチェックしてもらうときの作業が好きだったりします。
自分のプログラミングに対して攻略本を作る感覚で楽しいです。
この感覚は他のエンジニアも共通していると思い込んでいたのですが

・面倒な作業で嫌いだ
・もしくはそこまで及ばなくてもさほど好きではない

という感覚を持っているエンジニアもいるみたいです。なので、私はこれは私の長所である、という認識をしながら作業しています。

しかし、実は昔の私はこの作業をあまり注視していませんでした。
一応、最低限のことは書いていたつもりですが、攻略本を書くという感覚はなかったのでチェックする相手のへの意識が不足していました。
自分の長所だと気付いて日々アウトプットを続けた結果、攻略本を書くという感覚に気づき長所が伸びていったと思います。
ただし、私のこの点の上位互換は数多くいます。それでも自分の長所だと思っています。

今回の私のケースは仕事の話でしたが、仕事以外の日常でもアウトプットすると良いです。

長所に気付いたときの心の余裕

このように長所というのは案外些細なものだけど、他の人にはあまりなかったりもするものです。
なので、長所に気付くと自分と他人の違いにも気が付きやすいです。

長所に気付けなかったときの私は自己肯定感も低く、自分にできることは当たり前という間違った感覚がありました。なので、自分ができることを他人ができなかったりすることに対して歯痒さや苛立ちを感じたこともありました。

今考えるとそれは私の思考が間違っており、自分と他人の違いなだけでした。

でも、それは自分の長所に気が付いていなかったのが原因だったと思います。

それに気がつくと心の余裕も生まれました。

おしまい

以上です。
大事なのは長所に気付く視野と考えの持ち方かなと思います。

※勿論、これは自論なので全て正しいというわけではないです。

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