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【在宅介護での悩み3選。介護の問題を他人に任せる事は無責任ではない】

人にとって、決して人事ではない「介護」の問題。
近年には「介護疲れ」という言葉も生まれ社会問題にまっています。
「これから親の介護を頑張っていく」「どういったサービスがあるの?」
と思う方もいると思います。
そして今あなたが介護に疲れて、ゴールが見えないと思ったら
この記事を最後まで読んで下さればと思います。

介護を行っている家族様、100人にアンケートを調査したところ、
現在介護での困っていることは以下の事が多いです。 

・精神的な負担
   ・時間的(拘束)な負担
・肉体的な負担

それでは1つ1つ見ていきましょう。

・精神的な負担

憂鬱

  家族様は24時間365日介護者に付きっきりで介護しています。
  介護の問題にもよりますが、認知症の介護は想像を絶する介護
  をしなければいけません。


  子供の顔と名前を忘れられてしまう。
  物を盗んだ犯人にされてしまう。
  日中、深夜問わず、徘徊で外に出てしまう。
  考えるだけで神経が擦り減らされるのは容易に想像つきます。

  「出口の無いゴール歩いているよう」
  「同じ会話を繰り返すのが疲れた」
  「名前を忘れてしまうのが辛い・・」

 最初は親の為と思っていても、少しずつ介護による
 精神的ダメージに蝕まれていきます。 

 その後、家族様が体調を崩されたり、精神的に追い込まれてしまう
 ケースも珍しくありません。              

・時間的(拘束)な負担

時間

  働いている方なら容易に想像は出来ると思いますが、
  介護者の家族様は働いている方が殆どです。

  その中で家族様が介護をしていくという事は
  仕事と介護を両立していかなくてはいけないという事です。

  介護初めていく家族様で、男性の方なら結婚して
  家庭を持っている方もいらっしゃいます。

  中には仕事の合間で抜け出して介護を両立している方が
  いらっしゃるくらいです。
  

・肉体的な負担

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家族介護といのは1日1回30分程度すれば良いわけではなく、
  要介護者が自宅にいる限り24時間、365日行わなくてはいけません。

  寝たきりの要介護者の場合ですと、オムツ交換、食事介助、
  身体の清潔保持、褥瘡予防に2~3時間おきに体位交換を
  しなくてはいけません。

  その結果、介助者が腰を痛める。怪我をして入院したなどの
  身体的要因により最悪の場合、介護者が介護を必要になってしまう
  ケースも存在します。 

  そして、介護をしなければいけないのは息子様、娘様とは限りません。
  要介護者の方の旦那様、もしくは奥様が介護者になる可能性も
  年々、増加傾向に有ります。
  「老老介護」という言葉を、あなたも一度は耳にした事が
  あるのでは無いでしょうか?


・「介護を他人に任せる事に罪悪を持たない事」

家族

  以上のことから在宅介護での問題は深刻となっています。
  最初は「大事な家族は家族でみる」という気持ちかもしれません。

  その考えは本当に素晴らしい事です。十分親孝行だと思います。
  しかし、最初は何とか頑張っていた介護も次第に介護の非情な現実を
  突きつけられ、前が真っ暗になっていきます。

  そして最悪な場合、親すらも憎むようになってしまいます。
  そうなってしまってはあなたの大事な家族と過ごせるはずの時間を
  失ってしまう事になります。
  
  これ読んでいるあなたが少しでも介護に困っているのであれば
  「家族の為に」専門の知識と技術を持った方に頼って下さい。
  

・「相談窓口」
  

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 在宅での介護を望んでいるのであれば、「訪問介護サービス」
 介護施設を検討さているのでした「有料老人ホーム」「介護老人保険施設」
 「特別養護老人施設」などがあります。   
 相談に乗ってもらえる公的なサービスはいくつか存在します。

 介護に関する総合的な相談窓口は、「地域包括支援センター」や
「社会福祉協議会」が相談に乗ってくれます。ここでは介護サービスに関す る各種の相談、生活などの困り事の相談など、幅広く対応して下さいます。

行政はあなたが思っている以上に親身に、
そして適切に力になってくれます。

何度も言いますが
「家族だけで何とかしようと」思うことは素晴らしい事です。
しかしそんな状況にも要介護者の介護度が上がっていくにつれて、
家族様の負担が強くなっていきます。

「今は何とか出来ているから」では無く、
早いうちからの対応をする事で家族様も要介護者の方にとっても
お互いがゆとりのある生活に繋がっていきます。

是非参考参考にしてみて下さい。  

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