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資格[53]象使い

〈第53話〉
ドドドドドドド

仲間が重低音を響かせながら
コチラに向かってくる

「ここまでは作戦通りだ」

そう我々はゾンビの群れを村から逸らす作戦を
実行中なのだ

「それじゃー、この先は頼んだぜ」

それまで先陣を切っていた仲間が颯爽と飛び降り
私に乗れと目で合図する
私はここから崖を目指して進む役目なのだ

『ちなみにコイツは何馬力だ?』
「変な事を聞くんだな、さっさと行け」

仲間から引き継いだマシンに跨ると
もの凄い違和感が

バイクに乗る時はニーグリップが基本
しかも両足ともステップに乗せるので安定する
だがこのマシンは
ニーグリップをすると落ちそうになるし
そもそもステップが無いのだ
目を凝らしてマシンを眺める私

『ちゅかこれ、象じゃん!!』

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そんな時でも落ち着いて象を操れるよう
象使いの資格を取ったよ

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メコン川での水浴びをしたのちに
メコン川のサンセットクルーズへ
その途中にある「ウィスキー村」という
所へ連れていかれ
試飲だ試飲だと50度もある酒をグイグイと
ちなみにここまで客は私一人

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五杯も飲めば金銭感覚狂うじゃない?
その後も続くサンセットクルーズ用に酒を買い
客が誰も居ない船内で酒盛りしました

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回お世話になったのはMANIFA TRAVEL
スタッフいわく
他のツアーデスクよりも内容が濃いとか
興味のある人は是非

試験は無事合格
上記オフィスへ向かうとコンナ証書を貰えましたとさ

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