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ゲーム欲しい子の親はゲーム界隈行ってみな

息子:The小学生男子 ジュクシュ!を使っていたのもその証拠 
単純明快 効果音多め 音量大きめ 距離感近め でも初対面は人見知りBOY
私:息子にはついつい甘い40代 


「みんな持ってるからゲームが欲しい」
これは、小学生を持つ親が一回は聞く言葉上位にランクインすると思う。

うちにもコロナ期に突入したと同時にこれが発動された。
今までは、
「自分でするべき事がわかって、それが、ゲームしたいよー。って気持ちに勝てたり、イライラする気持ちになったりしないって思えたらいいけど、今はまだ、今日宿題したくない。ってイライラしてたし難しいなぁ。」

「明日からイライラせんと宿題するわ。」
間髪入れずにストライクな返答に

「宿題する事は誰のためなん?」
「自分。」
「自分の何に役立つん?」
「将来。」
はい、百点。これ、完全に今の学校の教えている回答では満点。
大体の子どもができる答え。
教科書に載ってんちゃうか?と思うよね。
けど、うちではこれは満点あげられません。
まず、面白くない。答えに面白さゼロ。
この緊迫した自分の意見を通したい場面で場を和ませるような方向に持っていけたらもうちょっとゲームに近づいたのに…
と何が正解かを教えられる事もなく
おあずけ。ここから何年か休戦状態でコロナ期突入。

息子も学校で学んでるな。
と思う出来事。
「コロナ期で遊びに行ったらあかん友達がおるから、
オンラインでゲームで遊ぶから。お願い。」
おっ?変化球来たやん、
学校の友達と相談したな…
息子!これはチームプレイなんだな。
渋い顔を作って
「うーん…とりあえず、ママがそのゲームについて調べてみるわ。それで一緒に約束作って守れたらいいで。」
「ママがゲームするん?」
ちょっと嬉しそうやん。かわいいやつめ。すき。

周りのママ友から聞いていたオンラインゲーム、
世界でかなりの収益を上げているゲーム会社だった。
だから調査済みよ。ゲーム業界をなめてもらっちゃ困るわ。
かなりの市場になっているのよ!
無料でインストールできる事ばかり推していた息子よ。
そんな甘い世の中ではないのだよ。
課金というシステムを君はまだ知らない。
頭の切れる大人たちがこぞって開発しているのだよ、
面白くしようと、かっこよくしようと、
大人がこぞって知恵を出し合っているのだ。
そう、君たちみたいに食いつく子どもや大人に対して
全力で楽しめる構造を作っているのだよ。
それをまず、冷静に知るのだ。
まぁ、それでも面白いのは間違いない訳だけど…

それより、私が気になったのは、オンラインで友達とする事。
私の時代にはなかったからね。
ここの部分が要注意なのよ。
ゲーマーのスラング、他者に対しての態度、個人情報、それらが私には不明だった。
だが、今って本当に便利だよねー
そのゲーム界隈の実況者さんがいるわけ。
YouTubeや色々なプラットフォームでその息子がしたいゲームの実況をしてくれている。
そこで、母はチェックする。
本当に言葉が悪い。
相手に対しても馬鹿にしたり、負けて頭に来てテーブル殴ったり【台パンというらしい】、煽りという相手を煽る行為がエモートで売られていたり、
なんてこったい。こんな、無法地帯に息子を放り込めるかいっっ
と一瞬思うも、
いや、いや、これは時代の変化なのかもしれない。
今これを無視しても、これから先もっともっと新しいシステムが出てくるのだよ。
おかん!向き合うんだ!この時代に!
YouTubeも最初ちょっと抵抗あったんじゃない?
そうよね、初めてって怖いものなのよ。
でも一歩踏み出すって大切。

こんな時には!
子どもに人気のあのお方!
「H〇〇AKINNさーーーん助けてーーー」
そこで知ったのが、もちろん世界中でエンジョイで楽しんでる人がたくさんな中
競技勢という競技としてそのゲームをしている世界もあったのだ。
その競技としてしている子たちは、10代がほとんどで、世界の大会等で優勝すれば億の金額を稼ぎだす。
へぇーーーーこりゃ夢あるな。
こういうのをeスポーツというらしい。
今や、専門学校もできている。
ゲーム市場をまだまだ理解していなかったよ。
そして、それを配信するYouTuberやVtuberがいて、
その人達の収入源は再生回数だったりファンからの投げ銭だったりファンクラブもあったりで、
そしてそこにみんなが推しを見つけて投資するのだ。
凄い市場ですな。

そう、そんなこんなで、色々学んだ事で息子と話し合う事ができた。
約束は守れない事もある。
時間を決めても守らない事もある。

そんな時には、
「他の事全てやらないようにして、ゲームだけできる?
ゲームを仕事にする夢なら応援するで。でも、そうじゃないなら他に興味持たずにゲームばっかりは勿体無くない?漫画とか、映画とか、そんな時間も必要じゃない?」
言うと、
「そうやな。時間守るわ。気付かんかもやからママ教えてや。時間」
息子がそう答えた

「面白いもんなー。わかるわ。ママも競技の試合観たりしてたら時間忘れて応援したくなる事あるもん、けど、それやったらみんなご飯食べられへんし、洗濯できへんもんな」

「大人やから自分でやめれるんちゃうん?」
とちょっとそれは困るという顔の息子

「そんなん、大人やからとか、そんなに関係ないよ。
自分でやらなあかん事はやりたい事我慢してでもやる時間作ったり。
時間作るの大人やから上手。とかはあるかもしれんけど。」
それも、私はそんなに上手くないんだけどねーーー。

けど、そうやって、一つ一つ話する事で私の安心になっている。
あーーー、ここまでは分かっているんやな。
と気づきがある。
共通の会話があるのは話しやすい。
否定するのは簡単だし、ゲームを薦めているわけでもない。
けど、相手にこうして欲しい。
と伝えるならば、こちらもそれなりに知識を持つことも大切だし、
相手の気持ちを理解する事も大切だと思う。
それで、私の世界が広がるのならそれは無意味な事でもないと思う。

実際ゲーム購入してからやらせてもらったら、押すボタン多すぎ問題、視点について行けない問題、そう、何やかんやトータル老化問題で全くできなかったんだけど笑
今や、操作できるだけで神!
と思ってしまうような操作方法を見て
「器用だねぇ。脳で考えた事が手に伝達する速度ったら!あんた凄いじゃない」
と褒めたりする。

コンセントに挿したらできるゲーム機だけじゃなくて、
ゲーミングPCにも興味持って欲しくて笑
というのは建前で、私も興味あったからゲーミングPCを購入した。
設定からアカウント取得、セキュリティの大切さ、ソフトのダウンロード、
それらは彼が全部やった。
それは、ただただゲームがしたいからだ。
けど、結局つなぐだけのゲームをしている。
この事で、ゲームは彼にとって友達と一緒に楽しめるツールなんだな。
とわかった。

私はPCが勿体無いから、ブログを書こう。とWordPress作成をやってみた。
今、結局iPadでブログは書いている。

そういうこと。

雑草っ子だった幼少期目線とBBA思考のミックスブログはこちら

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