【考察】ラグビー旋風を作ったマーケティング

どうも、あっしー（@ashidashida）です！
今日本はラグビー旋風巻き起こってますよね！
私も日本戦はスポーツバーで観戦しましたw
スコットランド戦の視聴率は今年最高だったとか。
4年前のワールドカップは南アフリカに勝利しても
日本が熱狂するまでに至らなかったラグビーが
ここまで熱狂を作った裏には何かあるんじゃないか？
と思って色々調べたらやはり巧みなマーケ戦略がありました。

ラグビーの課題

私の考えるラグビーの大きな課題は
『ルールが複雑』な事だと思います。
・得点方法が3つある
・22ものファール（サッカーは13種）
何度か観戦しましあたが、私も今だにルールを
把握仕切れていませんw

この事が原因でパブリックビューイング
などで観戦する事に大きな抵抗が生まれ
新規ファンの参入が進まないのだと考えます。

実際ルールもよく知らないのに
コアなファンが集まる場所に行くのは
中々抵抗ありますよね。

2018年の世界のラグビー競技人口によると、
人口の0.2%しか日本にラグビー関係者はいません。

世の中のニーズ

昨年はロシアワールドカップが開催され、
日本代表が決勝トーナメントに進出した事もあり
日本は大いに湧きました。
・同じチームをみんなで応援する事
・みんなで集まって騒ぐ事
は人間大好きなんですよね。
みんなで集まってわいわい騒ぎながらお酒が飲みたい！
その口実が欲しいんだと思います。

にわかでいいじゃないか。

ラグビーワールドカップワールドワイドパートナー
「ハイネケン」が打ち出した広告です。
今回の成功の全てを握っている素晴らしいコピーだと思います。

ルールを知らなくたって、
にわかで、いいじゃないか。
ラグビーワールドカップ2019™ pic.twitter.com/T3qzQuQdCy

— Heineken Japan (@heineken_jp) July 19, 2019

日本でラグビーワールドカップが開催される事は
多くの人は認知してたと思います。
そこに一歩踏み出すきっかけをハイネケンは提供しました。

みんなでお酒飲むの楽しい！
と言う価値をハイネケンは理解してたので、

ルールは良く分かんないけど、別にええやん！
みんなで日本代表応援しようぜ！
って空気感を作ってたんですね！

「ラグビーワールドカップ2019™日本大会」のワールドワイドパートナーである 「ハイネケン」の日本国内におけるセールスマーケティング活動を手掛けるハイネケン・キリン株式会社（代表取締役社長：アンソニー・デ・ウィット・ウィーラー・ジュニア）は、「にわかで、いいじゃないか。」をコンセプトに、新しいラグビー観戦の楽しみ方として、ぶつかり合う選手たちの肉体から生み出される大迫力の音を、フロアの床面に配した40台のスピーカーで拡幅する「ラグビーワールドカップ2019™日本大会」の新感覚パブリックビューイングイベント「爆音ラグビー」を銀座で開催します。

SNSでの波及

にわかファンがパブリックビューイングに集まる。
みんなで応援した日本代表が歴史的勝利おさめる。
じゃー何が何が起きるか？
感動の瞬間の共有です。
今はInstagram、Twitterと瞬時に世界と繋がる事ができます。
感動を体験した人が、感動を共有し、
それを見た人が次のにわかファンになる。
とても良いサイクルが出来てますね！

さらにTwitterでは対象のハッシュタグを付けると
特殊な絵文字が表示されるハッシュフラッグを用意し、
そのハッシュタグを付けて投稿したくなる仕掛けと、
話題を分散させない仕組みが用意されてました。

まとめ

日本で起きているラグビー旋風は
もちろん日本代表の4年間の努力と
素晴らしい試合のたわものだと思います。
しかし、実は裏でもしっかりとその旋風を作る為の
ストーリーが用意されていました。
私はこの旋風は偶然に起きたものではなく
必然的に生まれたものだと思ってます。
多分ラグビー関係者は今年の日本の強さを確信
してたんじゃないかな。

あるテレビ番組の調査では
約7割のにわかファンが初めてパブリックビューに
参加しているのだとか！

何はともあれ日本代表ベスト8進出おめでとうございます！
ここまできたら優勝目指して頑張って欲しい！
応援してます！

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#ラグビー #日本代表 #とは #マーケティング