見出し画像

【読書日記#14】がんについて知ろう

読んだ本

最近ブルーバックスの自然科学や科学技術に関する本にハマっている。
kindleで0円で読めるのは本当にありがたい。
今日は「がん」が発生するメカニズムを解説した本を読んだ。
日本の2人に1人はがんになるという時代。
私はまだ27歳だが、高齢者だけでなく若年者もがんになる可能性はなくはない。まずはこの本を読んでがんとは何かを知りたい。


印象に残ったこと

・がんって何?
私たちの体は数十兆個もの細胞からなっている。細胞は分裂を繰り返して増殖し、臓器や組織を作っている。細胞は死ぬと必要に応じて増殖するが、適切な数になるよう制御されている。しかし適切に制御されず増殖し続けることがあり、そのときできた余分な細胞を腫瘍(しゅよう)と呼ぶ。
腫瘍は良性腫瘍と悪性腫瘍がある。
がん=悪性腫瘍である。

悪性腫瘍の特徴
1 増殖し続ける
がん細胞は増殖を制御する機構から逃れるため増殖が止まらない。
体の都合を考えずただ増え続ける。

2 別の組織に拡大、転移する
がん細胞が周囲の組織に入り込み、腫瘍が拡大していく。(浸潤)
またがん細胞が血流やリンパ系に入って体の他の部分へ移動し、新しい腫瘍を作る。(転移)

3 炎症を起こす
腫瘍と体との相互作用によって全身に慢性的な炎症が起こる。(悪液質)
悪液質状態になると食欲不振やエネルギーの無駄消費が発生して脂肪や筋肉が減少して体重が減る。さらに抗がん治療への耐久力が弱くなる。


がんの予防
疫学的な調査によると、生活習慣のリスク要因が圧倒的な割合を占める。大部分のがんは、日常生活の悪習慣を改めることによって発症を防ぐことが可能。

がんの原因(影響が大きい順)
タバコ、食事、運動不足、職業、遺伝、ウイルスなど



タバコをやめて、栄養バランスのとれた食事をとり、週に何日かは筋トレや有酸素運動をしていればがんになる可能性はかなり低くなるだろう。
でも思ってても仕事で忙しかったりすると実行できないですよね。