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抜毛症#16(併発疾患と服薬)ASPJ調査結果

この記事は私たちASPJが2021年8月に行った独自調査の集計結果をまとめたものです。調査は脱毛症、乏毛症、抜毛症の当事者、それぞれの症状のご家族に対してウェブによるアンケートを実施し、651人の方から回答がありました。

このNoteの記事では、症状ごとにデータをまとめてみなさんに還元していきたいと思います。今回は、調査にご協力くださった抜毛症当事者の方191名の属性をまとめています。調査の概要は下記のページでも紹介していますので、合わせてご覧いただけますと幸いです。

◆本記事内容
52.皮膚の疾患があれば教えてください。(複数回答可)

53.併発していると自覚している(診断は受けていないが、そういう傾向があると自分で感じる)症状があれば教えてください(複数回答可)

54.これまでに医療機関で診断された精神的な症状があれば教えてください。(複数回答可・選択肢にない場合は「その他」にご記入ください)

55.抜毛症に関するものも含め、現在使用しているお薬があれば教えてください。
2_抜毛症【当事者】(その他統合)_52
2_抜毛症【当事者】(その他統合)_53
2_抜毛症【当事者】(その他統合)_54
2_抜毛症【当事者】(その他統合)_55

◆当事者調査チームの感想

・併発している症状に関しては、かさぶたや皮膚をむしる症状が多く、抜毛行為と同じ身体集中反復行動に括られるため親和性が高そう。

一方でODやリストカットといった自傷行為はやや少なく、抜毛の自傷行為的な側面はそれほど高くないのではないかと思った。


◆参考髪がなくなる症状について

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