抜毛症#13(治療の効果と印象)ASPJ調査結果
この記事は私たちASPJが2021年8月に行った独自調査の集計結果をまとめたものです。調査は脱毛症、乏毛症、抜毛症の当事者、それぞれの症状のご家族に対してウェブによるアンケートを実施し、651人の方から回答がありました。
このNoteの記事では、症状ごとにデータをまとめてみなさんに還元していきたいと思います。今回は、調査にご協力くださった抜毛症当事者の方191名の属性をまとめています。調査の概要は下記のページでも紹介していますので、合わせてご覧いただけますと幸いです。
◆当事者調査チームの感想
・医師が抜毛症について詳しく知らないような印象を受けたという回答から症状の認知度の低さを感じる
・「何科を受診したらよいか分からない」
・メンタルクリニックなどに行くこと自体に躊躇いがあるのかもしれない
・海外ではカウンセリングを利用する事は日常的だが、日本では偏見があるのかもしれない
・話を聞いてもらう=専門家 という事が広まれば変わってくるかもしれない
・「病院に行っても治ると思っていない」とあるが、即物的な解決法はないとしても、隠れた問題や、早期解決につながる可能性もあると思うので、自己判断せずに、医療機関で相談することも考えたほうがいいように思う。
・抜毛という行為自体は同じでも、人によって複雑な環境や原因を抱えていると思われる
◆参考
髪がなくなる症状について
ASPJは特定非営利活動法人として活動しており、皆様のご寄付により運営しております。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?