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【第21話】応援したくなるライバーの姿とは?

ライブ配信アプリをあちこちサーフしていると、情けないことに、顔が好みの女性で立ち止まってしまう。

ライバーの第一印象だけでなく、コメントに対する印象がいいと、また来たくなる。

ライバーはふらりと立ち寄った人をファンにしなくてはならない。だが、これがなかなか難しい。

自分を売り込む能力は、なるべく若いうちに身につけなくてはならない。
それは男女問わず私生活でも重要なことだ。

男女問わず『若いから』という理由だけで応援してくれる人は結構いる。

だが、20代後半になってくると、それは徐々に減衰してくる。

人間、30歳までに何者かになっておかなくてはならないのだろう。

ネバーギブアップ!
人生、何を始めるにも遅すぎることなんてない!
などという美学があるが、超レアケースで現実はそう甘くはない。

夢を追い求め退路を絶って頑張る人がいるが、生活の基盤があってこそ、夢を追うことができる。チャンスが訪れた時にダッシュできる準備をコツコツと整えておくべきだと思う。

さて、ライブ配信において、オーディションイベントを勝ち抜くためには、アイテムや投票を獲得しなくてはならない。だから自分をいかに売り込めるかが勝負を左右する。

まるで選挙活動のようだ。
人気ライバーは政治家にでもなったらいいのに、、、
過疎地の市議にでもなってみたら?

と、たまに思う。

選挙に出馬する人は年齢が高い人ばかりだ。
選挙では若いからという理由だけではなかなか投票してもらえない。
だから、出馬するおじさん、おばさん達は奥の手を使う。それは

『雨に濡れながら演説する』

という、王道の方法である。あえて傘をささずにやるのだ。
濡れながら握手して回るのだ。

これで有権者に、一生懸命にやってる印象を与える。

では、ライブ配信アプリでファンを増やすためにはどうしたらいいのか?

『負け戦でも最後までやり切る』

これに尽きる

ライブ配信アプリでイベントにエントリーしているライバーは、最終日が近くなってくると、ある程度勝敗がわかってしまい、
『このまま負け試合なのにライブ配信したところで、、、』
という心理になる。

ここでやるか、やらないかの判断は重要だ。

私はやるべきだと思う。
合理的な判断としては、やらないのが正解だ。
その分の時間で英気を養えばいいし、戦略を練るのもいい。

ただ、リスナーの大半はその様な合理的な判断には無関心だ。
むしろ、負け戦でも一生懸命やってる姿が心を打つ。

悔し涙の一つでも流せば、アホなおじさん達の心はワシヅカミだ❤️🦅

ライブ配信アプリでイベントを戦っている人達の最終日の姿がその人の本質を映し出しているのかもしれない。


ところで、自分の勝負事で嬉し涙を流して喜んだことがあるだろうか?

思い出してみるとまるでスラムダンクの様な試合だった。

中学3年の夏、我が校A中学校のバスケ部は弱小だがバスケ好きな少年達だった。部活以外でも体育館を借りたり、夜の校庭に忍び込んで練習したり、青春していた。

3年生最後の大会1回戦目で優勝候補R中とあたる。

R中は前半2軍メンバーを出して次に当たる強豪校のO中のためにベストメンバーを温存していた。なめられている。

それに奮起した僕たちA中は前半、リードして終わるが、R中は後半からオールメンバーチェンジでベストメンバーを出してきた。

前半でヘトヘトの僕たち。3年生全員ベンチ入りで選手層の薄いA中🥺。メンバー交代のないまま後半へ。

10点差あったリードはなんとか踏ん張るものの、徐々に詰められて残り2分でついに逆転を許す。

1点差で残り1分を切り、味方がリバウンドを取った瞬間!
「あすぱら!走れ!」
「もう走ってラー!」
あすぱら少年はカウンターダッシュ!

ロングパスが通りトップスピードでレイアップシートに入る

ディフェンスに追いつかれ手が伸びてくる!

あすぱら『ホッ!!』

フェイントでディフェンスは飛び上がり目の前を通過、、、

ノーマークのあすぱら!
『リングに置いてくる!』

パサッ、、、

逆転!!!!!

ベンチ、会場の声援が飛び交う📣

前半からフル出場の5人、R中の猛攻を必死に耐える

残り時間を死守して試合終了のブザーが鳴る、、、

メンバーが集まり抱き合う!

それまで照れ臭くて抱き合ったことなどないあすぱら少年たちの青春の涙

そして、僕たちA中は続くO中に嘘の様にボロ負けした。完

22話もお楽しみに😀

次回以降の内容キーワードのメモ
・チーズはどこへ行った?
・有資格者、肩書をもったライバーの責任(カフェイン、アルコール、エフェドリン)
・信用スコア、SNSのアルゴリズム。
・素性を探る癖、身バレ注意、ストーカー根性
・コンデンサーマイクをカッコつけて使うライブ配信者の皆様へ
・ライブ配信アプリ運営にサクラがいたら
・アイデアはいくらでもある、、、
・インスタにイケメン加工あげてみた
・『超高音ボーカル』て、、、コイツ「イタイ奴」やなと思われてる?
・著作権ガン無視のライバー達(DJ配信て、原曲流してるだけやん)
TikTokやっても時すでに遅し
TwitterについてSNSとは

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