調査「子供のいないことを理由に職場で不快な経験をされた男性&女性」結果②～回答者の年代

昨年実施したアンケート調査「子供のいない理由に職場で不快な経験をされた男性&女性」。調査名が長いので「子供いない人の職場での実態調査」に略します（それでも長いが💦）。

107件の回答のうち、男性が5件と予想外に少なかったことは前回お伝えしました。

では、それ以外の属性で見るとどんな人たちが回答してくださったのかをご紹介します。

まず年齢は、調査する時点で、15歳～60歳とさせていただきました。現役でやたらいている方とするためです（組織で働いていることを前提としているため、現時点での「定年」までとしました）。

◆回答者の年齢構成は以下のようになりました。

29歳以下：２％
30～39歳：27%
40～49歳：49%
50～59歳：21%
その他：1%（61歳）

ほぼ半分は40歳代です。
前にご紹介した明治安田生活研究所の調査でも、30代後半から40代前半の方が、他の年代と比べ、肩身の狭さやハラスメントを感じる率が高かった結果と連動しているようです（明治安田の調査は、44歳までを対象としている）

アラフォー世代は職場でも責任が増す年頃。
現実問題として、自分の産む、産まないの選択以上に、仕事上のプレッシャーを受けやすい環境にあるように見えます。

また女性にとって産むことのタイムリミットが迫る年代でもあります。
仕事上の責任の重さとタイムリミット…このジレンマが、「産むこと」により敏感になっているように思えます。

以下に性別とクロス集計したグラフを掲載します。
調査過程の混乱で、回答不明の「選択肢１」というのが出ていますが…ご了承ください。