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小学校の思い出① 3年生

#忘れられない先生っていうお題があったので、思い出を書いてみようと思う。
小中高と随分変わった先生ばかりだった。

私の通っていた小学校は、同じ学年に12人しかいなかった。男の子が3人と女の子が9人。

小学3年生の時の担任の先生は女の先生で、特に怖かった先生でも無くて、記憶の中では田舎のおばさん先生くらいの印象である。
字がとてもキレイな先生だった。

そんな小3のある日、授業中に先生が皆んなを動物に例えると言う事になった。
一体なんの授業だったのか全く覚えて無いが、とにかく先生が一人一人動物に例えて行く。
今考えたら、親からご意見貰いそうな授業だが、その当時は結構なんでもありだった。

一人一人先生の前に行って動物を決めてもらうのである。

まゆみちゃんは「りす」

のりちゃんは「うさぎ」

多分、皆んな普通の動物だったのだと思う。

私の番になった。
何の動物に例えられるのかドキドキした。

自分で言うのもなんだが、小学生の頃は、ガリガリで細かったけど、色白で、ぱっちりお目々だったので、決して可愛く無かった事はないと思う。

先生:そうねあなたは「アリクイ」
私:「???」

先生?なんて言った?
アリクイ?
なんじゃそりゃ? 

先生:「アリクイはバクに似ている動物です」

イヤ…バクもよく知らない。

… 私はその時、多分、変な顔をしてたと思う。
そのまま何も反応をせずに席についた。

その後すぐに私はアリクイを調べた。
図書館だったか、自宅の動物辞典だったか忘れたけど、アリクイを調べて愕然とした。

ぜんっぜん可愛く無い。
可愛く無いどころか、顔長い!
私に似てる?
私が似てる?

小学3年の私には衝撃だった。
だからずっと覚えてる。

先生は、そんな事を言った事さえ忘れているんだろうなぁ〜

先生、何でアリクイだったの?
今でも答えがわからない。

#忘れられない先生 #思い出 #小学生 #小学校 #動物  

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