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11月4日 マジ記憶喪失?!

もう今年も終わるし、描きかけを残しておこう。

2022年11月4日金曜日
その日は朝から、週末にある イベントの準備で大忙しだった。
自分の担当イベントの準備。
クイズの張り出しやブース設営など
忙しく働いていた。

次の日に出勤しないといけない私は、
その日の夜に娘と少し遠くにある実家に帰る予定にしていた。
娘を迎えに行って、家に一旦帰り、着替えなどを持って、犬も連れて、旦那を迎えに行って、そして実家へ向かう。次の日の朝は早い。
なので、帰りも結構急いでいた。

そして、変な夢を見る
娘は無事?お父さんに何かあった?
何でこんなことになってるんだ?
忙しい、忙しすぎるのが悪いんだ。
こんなのやめてやる。
全部、全部やめてやる。。。。

気付いたら
私は病院のベッドに居た。

病室には、私がなぜここにいるのか、紙に書いて貼り出してあった。

「〇〇様
こちらは〇〇総合病院です。
どこかで。頭や足、手をぶつけた後
娘さんを迎えに行き、学童の先生が
いつもと様子が異なるとのことで、
こちらへ受診して、入院となっております。」

わたしは、ぼーっとする頭でそれを何度も読んだ
「なになに?どうなってんの?」
不安になった自分は携帯を探した。
枕元に充電器にさして置いてあった。

記憶を確認するために
メールをチェックする。
電話の履歴を確認する。
写真を確認する
電話に記憶に無い履歴がある。

旦那に15回
姉と1回
会社の人に2回

私は自分の記憶を探った。
何があったんだろ?
娘は大丈夫なのか?
車を運転したのか?
お父さんに何かあった?

……まったく覚えて無い。
旦那にメールする。
娘は大丈夫?一緒にいる?
すぐに返信があった。
「大丈夫、今日はゆっくり寝なさい」
とりあえず、娘は無事だったので安心した。
「私はもう大丈夫だから」と返信した。

少し落ち着いたら
手と足と頬が痛いのに気がついた。
右手の点滴が痛い。
ナースコールすると、点滴を抜いてもらった。
看護師さんが、大丈夫ですか?と声をかけてきた
私は「もう大丈夫です」と答えた。

私は考えた。
記憶があるのは、15時にイベントの設営を終えて会社に帰ったらところまで。
その後の記憶が全く無い。
何があったんだろ?と思いながら眠りについた。

次の日はイベントの日だったが、私は休んだ。
仕事の事も気になったが、まぁ良いかと思った。

看護師さんが熱を測りに来た
「昨日、点滴取ってくれた人ですよね」と言うと、「覚えてるんですね」と看護師は明るく言った。
しばらくすると、医師が来て
「私を覚えいますか?」と聞かれた。
夢の中で見たような、そんな記憶だった。
「お顔は何となく覚えています」と答えた
「私の名前は覚えていますか」と聞かれた
「覚えてません」と答えた。
その時も医師は名前を教えてくれたが覚えられなかった。元々人の名前は覚えるのが苦手だ。

朝ごはんを食べながら、壁の張り紙をみて、ずっと考えた。

どこで何があって、どうなったんだろ?
駅から娘の学童までは車を運転してたみたいだけど、全く記憶がない。そんな状態で運転してたのかと思うとゾッとした。

ケガは大した事なかった。
左脚の膝と右手の手のひらに少し擦り傷があるくらいで、頬は痛いけど頭も顔もケガしてない。

とりあえず、怪我もしていない、今はちゃんと記憶が残るし、私は「まぁ良いかぁ」「疲れてたからちょっと休もう」と思って、また寝た。

それからは、少し熱が出たが順調に回復して、5日後に退院した。結局、抜け落ちた記憶はもどらなかった。

結局のところ

私は、金曜日の仕事帰り、会社を出発して駅から電車に乗って、駐車場に行くまでの何処かで、転んだ?かして頭を打ったらしい。そして、駐車場から車を運転して学童へ娘を迎えにいった。
その時に、自分は記憶が無い、と旦那に自分で電話をしたらしい。
旦那は少し様子がおかしいので、娘に代われと言って、娘に「どうだ?」と聞いた。「少しいつもと違うかも」と言ったので、学童の先生に電話を変わってもらった。
そして、救急車を呼んでもらった。
救急隊員からは「とりあえず病院に来てもらった方がいい」と言われたので、旦那は急いで帰って来たらしい。娘は救急車に乗って一緒に病院に行った。
色々、検査しても特に悪いところが無い、
その間も私は一緒の事を繰り返し話していたらしい。「検査は終わった?」「娘はそばにいるか?」と同じ事を繰り返し、繰り返し、聞いていたらしい。

そんな話を聞いても何も思い出せなかった。
記憶が無い時間は意識も無かったんだと思っていたので、自分で「記憶無い」と自己申告していた事に驚いた。
自分を褒めてやろう!
案外自分って運がいいのかも(笑)

1カ月以上経ち、色んな人にその時の事を聞いても、何も思い出せない。
結局、何があったのかもわからない。
そんな事もあるんだなぁと不思議に思う。

でも、分かった事は二つある。
結局、自分が信頼しているのは旦那だと言う事。
そして、何があっても私は娘の元に行くと言う事。

#日記 #記憶 #2022

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