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山の神さま

昨日、実家に帰りました。
実家は田舎です。
過疎です。
ほとんど限界集落です。

ひさしぶりに山の神さまにお参りにいきました。
お母さんと乗り気で無い娘と一緒に。

家から何にも無い山道を、
ぶらぶら歩いて10分弱。

ゴオゴオと風の音しかありません。
山の木々が揺れています。

まだまだ風は冷たく寒かったですが、
とっても、清々しい気持ちになりました。
ちゃんとしめ縄も張ってあり、手入れしてありました。
村の人たちが守ってくれています。

小さい頃から、何度も行った場所。
夏は水が冷たくて、涼しくて。
おばあちゃんと友達と
一緒に行って遊んでいました。

時々、でっかい蛇が行き道を塞ぐので、
何度か諦めて帰ったことを思い出します

この世は諸行無常。
変わらないものはありません。
多少抗ったところで、流れはかわらない。

ここも、いずれなくなるのだろうと思うと
少し寂しくなりました。

でも、人間の営みがココから無くなっても
しばらくの間、滝は存在し続ける
そんなに寂しいことでも無いのかしら。
水が湧き出す場所には、また人は集うのかしら?

未来は誰にもわからない
ってことですね。

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サムネイルはその写真です。
昔、滝の向こうはどうなってるの?
滝の上にも川があってチロチロ水が流れてるのかしら?と思って、上まで登ったら、
何にもなくて、ただの草っ原だったので
ビックリしたのを覚えています。
水はココから吹き出し滝になって流れ出しています。

#神様 #山神さま #田舎 #思い出

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