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【バミーにパラノイア🟣その3〜主役はムーデーン】

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今回はバミーキアオ(雲呑麺)の主役ムーデーン(叉焼)についてです。前回の麺についての時にバミーの発祥は広東やら香港の“雲呑麵”と書いたのになんでムーデーンが主役なんでしょうか。

それはそれはほとんどのお店でオーダー時に何も言わなくてもムーデーンがデフォで載ってくるからです。キアオの方は大体のお店がオプション。

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このムーデーン、日本のチャーシュー(煮豚)と違って焼いてます。これは中国料理のオードブルとかで出てくる釜で焼くアレですね。叉焼や焼豚は焼くものなのに煮豚をチャーシューって呼ぶ日本人がおかしいんですが。

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ムーデーンとはタイ語でหมูแดงって書きます。意味は赤豚。そのまま見た目の赤色からそう呼ばれてます。この赤色は本来なら紅腐乳を使いますが、バミーに載ってくるムーデーンの多くは食紅を使ってます。

この食紅が合成着色料なのか自然由来なのか不明ですが、赤すぎるのもどうかなと思ったりもします。実際どうなんでしょ。

中にはあまり赤くないムーデーンもあります。これが紅腐乳を使ってるのか、何も着色してないのか叉焼を食べただけではわかりませんけど、合成着色料じゃないってだけである意味安心ですよね。

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↑スープの回でも紹介したウィパラディランジット通りのバミークアントン(広東)。ここのムーデーンは自家製。焼き上がった状態は赤く見えますが、実際盛り付けて出てくると不自然な赤色ではないですね。たぶん合成着色料は使用してないと思われます。

お店データ
บะหมี่กวางตุ้ง (เบตง)
3, 68 Soi Vibhavadi Rangsit 16, Chom Phon, Chatuchak, Bangkok 10900
092 551 9614

↑ラプラオソイ101の人気店。ここのムーデーンはビックリするほどジューシーでした。小ぶりですがムーデーンの量もかなりのボリューム。

お店データ
Tang Guay Noodle
579/3 
ซอย ลาดพร้าว 101 Lat Phrao Rd, Khlong Chaokhunsing, Wang Thonglang, Bangkok 10310
087 157 0846

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↑300年市場のナンレン市場の中にある老舗バミー屋。こちらのムーデーンも自家製。まわりがほんのり赤く見えるムーデーンです。

お店データ
รุ่งเรืองบะหมี่-เกี๊ยวนางเลิ้ง
ルンルアン バミーギアオ ナンルーン
ซอย Nang Loeng 1 Alley, Wat Sommanat, Pom Prap Sattru Phai, Bangkok 10100
02 281 9755

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↑ヤワラー通りからソイテキサスに入った屋台のバミー屋。ここも合成着色料ではない赤色ですね。柔らかジューシーな食感です。

お店データ
บะหมี่กวางตุ้ง 2030
25 Phadung Dao Rd, Samphanthawong, Bangkok 10100
02 222 2405

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↑さてとバミージャップガン。ここのはムーデーンでもなきゃ叉焼でもありません。豚の醤油煮。しっかりめの味付け。さすが労働者(จับกัง)のバミー。

お店データ
บะหมี่จับกัง (ต้นตำรับ
Bami Japgang
แขวง ป้อมปราบ เขตป้อมปราบศัตรูพ่าย กรุงเทพมหานคร 10100
02 222 6769

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